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大谷翔平が「ヤンキースを撃退した」 決勝29号アーチにロサンゼルス紙も称賛&歓喜

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地ヤンキース戦に「3番・DH」で先発し、同点で迎えた5回に決勝の29号2ランを放った。エンゼルスは4-3で競り勝って4連勝。4打数2安打2打点と活躍した大谷に対し、ロサンゼルスの地元メディアも「オオタニの一発でヤンキースを撃退」「ジャッジとともに本塁打」などと称賛している。

5回に決勝の29号2ランを放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
5回に決勝の29号2ランを放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

ヤンキース戦で決勝の29号2ランを放つ

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地ヤンキース戦に「3番・DH」で先発し、同点で迎えた5回に決勝の29号2ランを放った。エンゼルスは4-3で競り勝って4連勝。4打数2安打2打点と活躍した大谷に対し、ロサンゼルスの地元メディアも「オオタニの一発でヤンキースを撃退」「ジャッジとともに本塁打」などと称賛している。

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“MVP候補対決”で大谷が主役になった。2-2の同点で迎えた5回2死一塁、追い込まれてから低めに落ちるスプリットに反応した。泳がされるような形になったが、それでもかっ飛ばした打球は右翼席へ飛び込む決勝の29号2ランとなった。大谷はホームイン後に出迎えたトラウトと固く握手。ベンチでは同僚から水をかけるフリをされ、引っかかってひょうきんな表情を見せた。

 この後MVPを争うアーロン・ジャッジ外野手に50号ソロが飛び出したが、大谷の一発で生まれたリードを守りエンゼルスが勝利。4連勝となった。米地元紙「ロサンゼルスタイムズ」は「ショウヘイ・オオタニの一発でヤンキースを撃退」との見出しで記事を掲載。「球界の偉人、ショウヘイ・オオタニとジャッジの戦いを見るために月曜夜のエンゼルスタジアムにはエンゼルスとヤンキースのファンが押し掛けた」とこの一戦の高い注目度を伝えた。

 また米地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は「オオタニとジャッジがともに本塁打。エンゼルスがヤンキースを下す」との見出しで記事を掲載。「ア・リーグMVPの候補が一堂に会した」と大谷とジャッジについて注目し、「オオタニは初回に併殺打になるなどスロースタートだった。しかしそれはオオタニがよくやることで、相手を見極めていただけである」と大谷の凡退が“布石”だったとまで記した。

 記事では「オオタニはこのシリーズで投げる予定はなく、MVP候補の直接対決という美味しい機会はない」と大谷の登板機会がヤンキース戦ではないことを惜しんだが、「しかし、それでもオオタニは(打撃で)MVPポイントを稼ぐことができる」と伝えていた。大谷は2日前のブルージェイズ戦で投手として今季11勝目をマーク。翌日に28号2ランを含む3安打を放ち、この日で2戦連発となった。

(THE ANSWER編集部)


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