大谷翔平に決勝29号を被弾 ヤンキース右腕は“勝負球”攻略を称賛「本当に良い打者」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地ヤンキース戦に「3番・DH」で先発し、同点で迎えた5回に決勝の29号2ランを放った。チームを4-3の勝利に導いたが、打たれた相手先発のフランキー・モンタスは「彼は本当に良い打者だ」と称えている。
打たれたヤンキース先発モンタスが称賛
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地ヤンキース戦に「3番・DH」で先発し、同点で迎えた5回に決勝の29号2ランを放った。チームを4-3の勝利に導いたが、打たれた相手先発のフランキー・モンタスは「彼は本当に良い打者だ」と称えている。
大谷に勝負球を仕留められた。2-2の同点で迎えた5回2死一塁。モンタスはスプリットで追い込み、勝負球も低めに落ちる球だった。崩された大谷だったが、泳ぎながらもバットでとらえ、打球は右翼席へ。痛恨の2ランを被弾し、これが決勝点に。ジャッジに50号ソロが飛び出すも、ヤンキースは1点差で敗れた。
試合後にモンタスは大谷に打たれた一球を回顧している。ヤンキース戦の中継局「YESネットワーク」公式ツイッターは取材を受けるモンタスの動画を公開。「オオタニにスプリットを打たれましたが、他の選択肢はなかったんですか?」と問われ、「ないね。(スプリットに)良い感触があった。直球を投げるべきだったかもしれないが、4球連続で投げた。彼は本当に良い打者だ」と納得した様子で語っている。
(THE ANSWER編集部)