ヤンキース戦に「3番・DH」で先発出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は29日（日本時間30日）、本拠地ヤンキース戦に「3番・DH」で先発出場し、2-2で迎えた5回2死一塁の場面で29号勝ち越し本塁打を放った。ベンチに戻り、同僚からの“フェイント”を受けるとまさかの表情に。米ファンからは「このビッグ・ベイビーを見て」と爆笑の声が上がっている。

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　相手先発モンタスのスプリット攻めを見事に攻略し、泳ぎながらも右翼スタンドに運んだ大谷。2試合連続の一発にスタンドが湧く中でダイヤモンドを一周し、ベンチに戻った。恒例のカウボーイハットをかぶってのハイタッチ。最後に「カモーン」と声を上げて立ち止まった。

　そこで最近新たに始まったコップの水を顔面にかけられる儀式に臨んだが、同僚2人はコップで水をかけるフリだけで、水はなし。しかし、大谷はあたかも水を浴びたような表情を見せて同僚たちの笑いを誘った。

　米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」のレポーターのエリカ・ウェストン氏は自身のツイッターで動画を公開。米ファンからは「彼は待ってたんだよ！」「このビッグ・ベイビーを見て」「めっちゃ笑った」「可愛らしいね」と爆笑の声が寄せられている。大谷は4打数2安打2打点と活躍。試合はエンゼルスが4-3で勝利した。