大谷翔平、米識者が「移籍しても驚きはない」と語るナ中地区の球団「エ軍の5年より…」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地ブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場。7回の第4打席で10試合ぶりの28号2ランを放つなど、4打数3安打2打点1四球と猛打賞を記録した。8-3の勝利に貢献した大谷は、2023年シーズン終了後にフリーエージェントとなるために去就に注目が集まるが、現地の名物コラムニストは「トレードされたとしても驚きはない」と、新天地候補にカブスの名前を挙げている。
球団売却の検討により大谷の去就も注目の的に
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地ブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場。7回の第4打席で10試合ぶりの28号2ランを放つなど、4打数3安打2打点1四球と猛打賞を記録した。8-3の勝利に貢献した大谷は、2023年シーズン終了後にフリーエージェントとなるために去就に注目が集まるが、現地の名物コラムニストは「トレードされたとしても驚きはない」と、新天地候補にカブスの名前を挙げている。
エンゼルスオーナーのアート・モレノ氏が球団売却を検討していることが明らかになり、再び注目が集まっている大谷の去就問題。米ラジオ局「670 The Score」の番組「パーキンス&シュピーゲルショー」に名物コラムニストのジョン・モロシ氏が登場した。
メジャー移籍時に、MLB各球団は大谷争奪戦を展開したが、現在MLB相談役のテオ・エプスタイン氏が球団副社長を務めた当時のカブスは「素晴らしい売込みをまとめあげた」とモロシ氏は再評価。「私の知る限り、カブスはショウヘイ陣営に印象的だった」とし、カブスの大谷争奪戦の格付けの高さを主張している。
「なので、ショウヘイがカブスにトレードされたとしても、私に驚きはない。状況を見れば、個人的にはカブスに移籍せざるを得ない時だ。彼らは良いチームになっている。ここ数か月ですでにかなり強くなっている」とモロシ氏は鈴木誠也外野手のチームメートとして名門に加わる可能性を指摘している。
カブスとプレーオフ進出を争うナ・リーグ中地区の今後の勢力図に注目したモロシ氏。守護神ジョシュ・ヘイダーをパドレスにトレードで放出するなど、サイクルから抜け出せないブルワーズ、世代交代に直面しているカージナルスの状況も手伝い、「エンゼルスの今後5年間よりもカブスの5年の方が有望に見える」とモロシ氏は分析している。
モロシ氏は大谷をトレードで獲得するために、カブスはマイナーのトップ級の有望株3、4人に加えて、27歳の先発左腕ジャスティン・スティールも放出する必要があると予想していた。
(THE ANSWER編集部)