松山英樹、“奇跡のパット”が米ツアーで再び脚光 痺れる米ファン「最もクレイジー」
米男子ゴルフのプレーオフ最終戦、ツアー選手権は25日にジョージア州アトランタのイーストレークGCで開幕する。松山英樹(LEXUS)は9年連続での出場となり、継続中の選手では最長となっている中で、PGAツアーは3年前に観衆を沸かせた“奇跡のパット”に再び注目。米ファンからは再び「最もクレイジー」といった興奮のコメントが寄せられている。
米男子ゴルフ最終戦・ツアー選手権が25日に開幕
米男子ゴルフのプレーオフ最終戦、ツアー選手権は25日にジョージア州アトランタのイーストレークGCで開幕する。松山英樹(LEXUS)は9年連続での出場となり、継続中の選手では最長となっている中で、PGAツアーは3年前に観衆を沸かせた“奇跡のパット”に再び注目。米ファンからは再び「最もクレイジー」といった興奮のコメントが寄せられている。
グリーン上、カップまでは4メートル。絶妙なタッチで打ったボールはフックラインに乗ってカップに向かって転がった。だが、あと少し転がれば入るところで手前に切れ、ボールはカップの縁でピタリと止まった。驚いたリアクションを見せてカップに歩み寄った松山。距離が距離だけに諦めきれない様子だった。
しかし、まだプレーは止まっていなかった。ボールはじりじりと動き、既定の10秒ギリギリでカップにコロン……。それまでこわばっていた松山の表情は一気に緩んだ。
この光景が繰り広げられたのは2019年のツアー選手権の初日7番ホール。PGAツアー公式インスタグラムはこの松山の“奇跡のパット”に再び注目。「待ちましょう。重力はいつも勝つ」とコメントを添えて動画を公開した。
米ファンからは「重力の法則」「今まで見た中で最もクレイジー」「クールだね」「ヒヤヒヤする」「忍耐の定義」など痺れながらも興奮した様子がうかがえるコメントが寄せられている。
今季のプレーオフ初戦のフェデックス・セントジュード招待を首痛で欠場。2戦目のBMW選手権は4日間を戦い抜き、9年連続での最終戦進出を果たした。継続中の選手では最長記録となっており、年間王者に向けての戦いに挑む。
(THE ANSWER編集部)