PK戦でキッカーが8秒フリーズ 仕掛けた“心理戦”に海外爆笑「画面は止まっていない」
海外サッカー、ポルトガル2部リーグの試合で生まれた奇妙なPKが注目を集めている。PKを任された選手が蹴るモーションに入りながら、8秒も静止。GKを幻惑させてからシュートを放って見事にゴールを決めた。海外ファンが仰天する中、英メディアからは「あなたの画面はフリーズしていません」といった爆笑報道もされている。
ポルトガルリーグ2部のフェイレンセ―レイションイス戦
海外サッカー、ポルトガル2部リーグの試合で生まれた奇妙なPKが注目を集めている。PKを任された選手が蹴るモーションに入りながら、8秒も静止。GKを幻惑させてからシュートを放って見事にゴールを決めた。海外ファンが仰天する中、英メディアからは「あなたの画面はフリーズしていません」といった爆笑報道もされている。
驚きのPKが見られたのは現地時間21日に行われたポルトガル2部リーグのフェイレンセ―レイションイス戦。1点ビハインドで迎えたフェイレンセは後半20分にPKを獲得し、ギニアビサウ人FWジャルデウ・シルバがペナルティースポットにボールを置いた。すると、助走を取らずにその場でキックモーションに移行。右足を振りかぶると、何とそのまま8秒間も静止した。
これに合わせてレイションイスのGKも静止。だが微妙な心理戦の後、シルバは右足を振り抜くと、ボールは右隅に決まって同点となった。ポルトガルリーグ公式ツイッターは動画を公開。海外ファンからは「笑いました」「肝が据わっている」「過去最もおかしなPK」「面白いアプローチ」「何だこれ」「テクニックではない」といった爆笑と仰天が入り混じったコメントが寄せられた。
実はこの“静止PK”は試合終了間際にも見られた。後半アディショナルタイムにフェイレンセが再びPKを獲得。またもキッカーとなったシルバは1点目同様に右足を振りかぶったまま、今度は10秒静止。しかし、右隅へのシュートはコースが甘く、GKにセーブされて決勝点とはならなかった。
この珍光景は英1部プレミアリーグなども報じる英紙「デイリーメール」も「あなたの画面はフリーズしていません! ポルトガル2部の選手が奇妙なPKにトライ、蹴る前にフリーズした」との見出しで紹介。「フェイレンセのジャルデル・シルバは1-1に終わったレイショエンス戦で奇妙なPKを披露した。ちなみにこのPKは成功したが、延長での試合を決められるPKでは同じようにトライして、失敗に終わっている」としっかり“オチ”まで報じている。
(THE ANSWER編集部)