4年前と真逆? ザッケローニ氏が見る西野ジャパン「良い結果になるかもしれません」
サッカー日本代表は12日の国際親善試合・パラグアイ戦に4-2で逆転勝ち。西野新体制3戦目で初勝利を挙げ、19日のワールドカップ(W杯)ロシア大会のグループリーグ初戦・コロンビア戦に弾みをつけた。希望の光が見えてきた西野ジャパンに対し、前回大会で率いたアルベルト・ザッケローニ氏が、母国イタリアの情報サイトのインタビューに応え、エールを送っている。
イタリアの日本情報サイトがザッケローニ元監督をインタビュー
サッカー日本代表は12日の国際親善試合・パラグアイ戦に4-2で逆転勝ち。西野新体制3戦目で初勝利を挙げ、19日のワールドカップ(W杯)ロシア大会のグループリーグ初戦・コロンビア戦に弾みをつけた。希望の光が見えてきた西野ジャパンに対し、前回大会で率いたアルベルト・ザッケローニ氏が、母国イタリアの情報サイトのインタビューに応え、エールを送っている。
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4年前に日本代表の指揮を執り、ブラジルに乗り込んだイタリア人監督は母国の日本情報サイト「OHAYO」のインタビューに登場。現在はUAE代表を率いているザッケローニ氏だが、決戦を目前に控える“古巣”についても気にかけているようだ。
「日本はこれまでを振り返ってはいけません。彼らのテクニックと忍耐力を持ってゲームしなければいけない。これらをベースとしてチャンスを掴む必要があります。選手が選手としてあるチームでなければいけません。私が代表監督時のブラジルW杯直前の親善試合は良い試合でしたが、現在は少し違いますね。これが逆に良い結果になるかもしれません」
ザッケローニ氏は現在の日本代表についてこう見ているという。ブラジル大会は直前にテストマッチで3連勝。メンバーも充実した年齢を迎えており、過去最強との呼び声も高かった。しかし、本大会は1分2敗でグループリーグ敗退。今回は対照的に戦前の評価は低いが、本大会は別物と分析している。
急遽指揮を執ることになった西野監督については、こう言及している。
「彼は私より多くの事を知っているし、監督としての多くの経験もあります。心理的には良い方向に向かうでしょう。唯一(国外大会で)決勝トーナメントに進めた2010年W杯の栄光を忘れる必要はありません。この時はオカダサンという日本人監督でした」