女子ゴルフ岩井千怜、全米女子アマV・馬場咲希の快挙に苦笑いのワケ「私の初優勝が…」
女子ゴルフの国内ツアー・CATレディースは19日に神奈川・大箱根CC(6638ヤード、パー72)で開幕する。プロアマ戦が行われた18日は、前週のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントでツアー初優勝を飾った20歳の岩井千怜(Honda)が取材対応。同じタイミングで開催された全米女子アマチュア選手権で優勝した17歳の馬場咲希(日本ウェルネス高2年)の快挙に「私の優勝が薄れた感じ」と苦笑いした。
19日開幕のCATレディース
女子ゴルフの国内ツアー・CATレディースは19日に神奈川・大箱根CC(6638ヤード、パー72)で開幕する。プロアマ戦が行われた18日は、前週のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントでツアー初優勝を飾った20歳の岩井千怜(Honda)が取材対応。同じタイミングで開催された全米女子アマチュア選手権で優勝した17歳の馬場咲希(日本ウェルネス高2年)の快挙に「私の優勝が薄れた感じ」と苦笑いした。
「まだ、優勝の実感が湧きません」という岩井。歓喜の日から祝福メッセージは約200件、自宅にも多くの花束が届いた。それでも試合は続くとあって「余韻には浸れませんでした」と振り返った。
ただ、双子の姉・明愛(Honda)には「すごいね。私も優勝するから待っていてね」と言われたという。今大会で明愛のキャディーは、父・雄士さんが志願して担当。千怜は「父はずっとやりたがっていて、トレーニングもしてきたので良かったと思います。この舞台に家族で立てることがうれしいですし、今後も明愛と一緒に頑張っていこうと思います」と気持ちを新たにした。
一方で複雑な思いも抱えていた。同じタイミングで馬場が全米女子アマチュア選手権で優勝。日本人として37年ぶりの快挙に岩井は「『すごいな~』というのが一番の感想ですが、私の優勝が薄れた感じですね」と苦笑いした。
それだけに「また優勝したいです。(今大会のコースは)グリーンが砲台で難しいですが、風がない状況ならピンを狙っていきたいです。予選落ちは考えていないですし、上位争いをしていきたいです」と言葉に力を込めた。
(THE ANSWER編集部)