エンゼルスから移籍の中堅手、フェンス激突で悶絶「自分の体を犠牲にしなければ」
米大リーグ・フィリーズは16日(日本時間17日)、敵地レッズ戦に11-4で勝利した。エンゼルスから移籍したブランドン・マーシュ外野手は、3回にホームランキャッチを試みるも着地に失敗。左膝を負傷し途中交代した。米メディアは「見た目よりも深刻ではないかもしれない」と報じている。
マーシュがホームランキャッチ試みるも着地に失敗
米大リーグ・フィリーズは16日(日本時間17日)、敵地レッズ戦に11-4で勝利した。エンゼルスから移籍したブランドン・マーシュ外野手は、3回にホームランキャッチを試みるも着地に失敗。左膝を負傷し途中交代した。米メディアは「見た目よりも深刻ではないかもしれない」と報じている。
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味方の肝を冷やした。2-2の3回2死走者なし。右打席のインディア内野手がフィリーズ先発ギブソン投手の初球を捉えた。センターへ伸びた打球を中堅手のマーシュが追う。ジャンプし、フェンスに激突しながら腕を伸ばすも捕球ならず。本塁打を許したが、その着地に失敗した。不自然に倒れると悶絶してその場から起き上がれず、駆けつけた味方が心配そうに見つめていた。マーシュはそのあと起き上がり、自力で歩いてベンチへ下がった。
実際の動画を米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」公式ツイッターが公開。文面では「トレーナーが駆けつけ、マーシュは歩いてフィールドを後にした」と説明した。フィリーズの本拠地米ペンシルベニア州の地元局「NBCスポーツ・フィラデルフィア」は「ひゃー! ブランドン・マーシュの膝の負傷は見た目ほど深刻ではないかもしれない」との見出しで記事を掲載した。
記事ではマーシュが着地の際に左膝を負傷したと説明。ロブ・トーマス監督の「ドクターは骨挫傷ではないかと思ったと言っていた」とのコメントを紹介し、MRIによる精密検査は17日(同18日)に行う予定だとも伝えた。試合後マーシュは負傷したプレーについて「際どいプレーで、自分の体を犠牲にしなければいけないようなものだった。最初は恐ろしかったけど、少しして落ち着いたら、大丈夫だったよ」と振り返っていた。
24歳のマーシュは2016年にドラフト2巡目でエンゼルス入り。昨年メジャーデビューを果たすと、今年8月にトレードでフィリーズへ移籍していた。
(THE ANSWER編集部)