フェデラー決勝進出 スペイン紙はナダルに“檄”「ラファ、今度は君の番だ」
全豪オープンテニスの男子シングルス準決勝1試合が26日に行われ、世界ランキング17位のロジャー・フェデラー(スイス)が同4位のスタン・ワウリンカをフルセットの激闘の末に下し、2012年のウィンブルドン選手権以来となるグランドスラム制覇に王手をかけた。35歳の戦いぶりを世界中のメディアが絶賛している。
ワウリンカ撃破で決勝へ「35歳にしてだ!」、ナダルとの対戦は実現するか
全豪オープンテニスの男子シングルス準決勝1試合が26日に行われ、世界ランキング17位のロジャー・フェデラー(スイス)が同4位のスタン・ワウリンカをフルセットの激闘の末に下し、2012年のウィンブルドン選手権以来となるグランドスラム制覇に王手をかけた。35歳の戦いぶりを世界中のメディアが絶賛している。
タイムライン上でゲームの状況を逐一伝えていた英紙「ガーディアン」電子版は「フェデラーはワウリンカとのスリリングな5セットマッチの末、決勝に到達」とのタイトルを打ち、7-5、6-3、1-6、4-6、6-3で勝利した瞬間に試合の寸評をレポート。「フェデラーは完璧なスタートを見せた」と第1、第2セットの圧倒的な戦いぶりについて記した。
ワウリンカの反撃にあったものの、最後は勝利したベテランの復活劇を「膝のケガで昨年の大半を棒に振ったものの、フェデラーは全豪オープン決勝に辿り着いた。35歳にしてだ!」と伝えている。
また、大会公式サイトでは「フェデラーは、金曜日に対戦する09年全豪オープン王者ラファエル・ナダルと第15シードのグリゴル・ディミトロフの勝者と戦う。その試合は彼にとって全豪オープン100試合目となる予定だ」と、その偉大な実績を称賛した。
フェデラーの永遠の好敵手、ナダルの母国スペインの地元紙「マルカ」電子版も「フェデラーはワウリンカを破り、決勝でナダルを待つ」との文字とともに「ラファ、今度は君の番だ」とも記している。長年にわたって激闘を繰り広げた名勝負が再び実現するのか――注目度は上がる一方だ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer