NEC軽井沢72ゴルフトーナメント第2日

　女子ゴルフの国内ツアー、NEC軽井沢72ゴルフトーナメントは13日に軽井沢72ゴルフ北C（6679ヤード、パー72）で第2日が行われ、2位から出た吉本ひかる（マイナビ）が4バーディー、ノーボギーの68で回り、通算10アンダーの首位タイに浮上した。

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　本人すら驚きのバーディーだった。17番パー4、吉本が残り114ヤードから放った第2打はグリーン左奥へ。下りの12メートル。直前の16番から急に雨が降り、グリーンも難しい状況だったが「しっかり打とう」とパターを振った。

　スライスのラインに乗り、中央からカップイン。「入ると思っていなくて。ラッキーです」とほほ笑んだ。前半は我慢のゴルフで凌ぎ、9番以降4つのバーディーを奪取。ノーボギーの68で回り、首位タイで最終日を迎える。

　渋野日向子らがいる「黄金世代」の吉本。昨シーズンから不調が続き、今春は新型コロナ感染にも見舞われた。しかし、世代12人目のVを狙える絶好の位置。「同級生が活躍するし、私も頑張らないと。刺激をもらっています」と語った。