馬場咲希、全米女子アマ16強入り 20mパットねじ込み予選R首位の難敵を撃破
女子ゴルフの全米女子アマチュア選手権第4日が11日(日本時間12日)、米ワシントン州のチェンバースベイGC(6526ヤード、パー73)で行われ、マッチプレー2回戦で17歳の馬場咲希(日本ウェルネス高2年)が、アリス・ツィイー・チョウ(中国)を3アンド1で退けて16強入りを果たした。第2日までのストロークプレーによる予選ラウンド(R)で34位の馬場に対してチョウは首位通過の強豪だったが、終盤のバーディーラッシュで完勝。同日行われる3回戦で8強入りを狙う。
全米女子アマチュア選手権第4日 マッチプレー2回戦
女子ゴルフの全米女子アマチュア選手権第4日が11日(日本時間12日)、米ワシントン州のチェンバースベイGC(6526ヤード、パー73)で行われ、マッチプレー2回戦で17歳の馬場咲希(日本ウェルネス高2年)が、アリス・ツィイー・チョウ(中国)を3アンド1で退けて16強入りを果たした。第2日までのストロークプレーによる予選ラウンド(R)で34位の馬場に対してチョウは首位通過の強豪だったが、終盤のバーディーラッシュで完勝。同日行われる3回戦で8強入りを狙う。
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身長175.3センチでドライバー平均飛距離約270ヤードの馬場が難敵を倒した。2アップでドーミーホールとなった17番パー3。馬場は2段グリーン下から約20メートルのバーディーパットをねじ込んで勝利を手にした。文字通り、トドメの一撃。観客は「オウ!」「イェイ」と感嘆の声を上げ、拍手で馬場を称えた。
馬場は序盤から好調だった。1番パー5、3番パー3でバーディー。両ホールでは相手もバーディーを奪うも、馬場は5番パー4もバーディーにして1アップにした。7番パー4はダブルボギー、8番パー5はボギーにして連続でホールを失ったが、1ダウンで迎えた13番パー5、14番パー5、16番パー4をバーディーで全てゲット。そして、17番の超ロングパットで試合を決した。
馬場は6月の全米女子オープンで日本人アマ8年ぶりの予選通過を果たし、7月は全米女子ジュニア選手権に出場した。結果はマッチプレー2回戦敗退だったが、ストロークプレーの予選Rは首位通過でメダリストに。その後、一時帰国して同月下旬の関東ジュニア選手権(女子15~17歳の部)で優勝した。
今月4日には再渡米し、「全米アマは大学生も加わるので、よりレベルが高くなると思います。それでも優勝すれば、来年の全米女子オープンと全英女子オープンの出場資格を得られると聞いたので、そこを狙っていきたいと思います」と意気込んでいた。
今大会は馬場ら日本人4人を含めた156人が出場。4人全員が予選Rを突破したが、昨年のオーガスタ女子アマチュアを制した梶谷翼(たけべの森GC)と長谷川せら(グリーンヒル関GC)は、マッチプレー1回戦で敗退。馬場と同じく2回戦に進出した伊藤二花(麗澤高2年)は2回戦でケセリー・ベネット(オーストラリア)に5アンド4で敗れた。
(THE ANSWER編集部)