大谷翔平、敵地実況を愕然とさせた“不屈の1プレー”とは「彼は万全には見えない…」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地アスレチックス戦に「2番・投手兼DH」で先発し、6回無失点4安打5奪三振で無失点、25号ソロも放った。自己最多の10勝目を挙げ、1918年ベーブ・ルース以来104年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」を達成。登板時にはライナー性の打球を受けたが、痛みを抱えながら直後に激走で内野安打を放った。米メディアが動画を公開し、敵地実況席は「彼は万全には見えない」と愕然とした様子で伝えた。
大谷翔平が104年ぶり偉業達成
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地アスレチックス戦に「2番・投手兼DH」で先発し、6回4安打5奪三振で無失点、25号ソロも放った。自己最多の10勝目を挙げ、1918年ベーブ・ルース以来104年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」を達成。登板時にはライナー性の打球を受けたが、痛みを抱えながら直後に激走で内野安打を放った。米メディアが動画を公開し、敵地実況席は「彼は万全には見えない」と愕然とした様子で伝えた。
大谷が不屈の内野安打を放った。登板時の1-0の3回2死一、三塁。速度101.8マイル(約163.8キロ)の打球が左脚すね付近を直撃した。苦悶の表情を浮かべながら投ゴロで切り抜けると、グラブをバットに持ち替えた5回先頭打席で内野ゴロ。深く守っていた二塁手がなんとかグラブに収めたが、諦めず激走した大谷の方が速かった。
米メディアがツイッターに動画を公開。敵地オークランドで中継する米カリフォルニア州地元局「NBCスポーツ・カリフォルニア」の実況席は、「オオタニが素晴らしいスピードで安打を放ちました」とリポート。「彼は万全には見えませんけどね」「足をかばっているのは明らかです」と会話を広げたが、「少し足をかばってますよね」「それでも速いです」と笑いながらやり取りした。
どんな時も全力を出す大切なプレー。大谷の出塁後、なおも無死一、二塁でテーラー・ウォードが左越え3ランを放ち、試合の主導権を握った。援護をもらった大谷は、6回まで無失点に抑え、7回には25号ソロで今度は自ら援護。7回裏からマウンドを譲り、ベーブ・ルースの記録に並んだ。
(THE ANSWER編集部)