張本智和、五輪王者W撃破の衝撃に欧州メディアも仰天 「信じられないストーリー」
卓球の荻村杯ジャパン・オープンは10日、男子シングルス決勝を行い、世界ランク10位の張本智和(エリートアカデミー)がロンドン五輪金メダリストの張継科(中国)を4-3で破り、同大会初優勝。女子も決勝で、世界ランク6位の伊藤美誠(スターツ)が同3位の王曼イク(中国)を4-2で破っており、日本勢のアベック優勝となった。
準々でリオ五輪、決勝でロンドンのリオ五輪金メダリストを撃破した14歳に海外も注目
卓球の荻村杯ジャパン・オープンは10日、男子シングルス決勝を行い、世界ランク10位の張本智和(エリートアカデミー)がロンドン五輪金メダリストの張継科(中国)を4-3で破り、同大会初優勝。女子も決勝で、世界ランク6位の伊藤美誠(スターツ)が同3位の王曼イク(中国)を4-2で破っており、日本勢のアベック優勝となった。
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喜びを、まさに爆発させた。最終ゲームまでもつれる大激戦。11-10で迎えたマッチポイントで、張本のサービスエースが決まった瞬間だ。叫び声を上げながら、コートに突っ伏す14歳。力を出し切り、顔面をくしゃくしゃにして歓喜に浸った。ロンドン五輪の王者を破り、頂点に立った喜びをかみしめていた。
14歳にして、次々と強豪を撃破し、優勝まで駆け上がった張本に海外メディアも注目。独紙「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング」電子版は「わずか14歳のトモカズ・ハリモトがジャパン・オープンでオリンピック覇者2人を撃破。才能多き選手が揃うスポーツにおいても信じられないストーリーである」と特集している。
「ワンダーボーイはこの競技における大物2人を撃破した。ハリモトは卓球界における彗星、もしくは新しい太陽になり得る存在であるかどうかという点に関して、周囲の予想よりも早く回答してみせた」