大谷翔平獲得を実は狙っていたWソックス “幻プラン”公開で嘆き「自動的にWシリーズに…」
トレードが噂されていた米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手について、米メディアは残留を報じて大きな話題となった。今回はヤンキースやパドレスといったプレーオフ進出を目指す球団がオファーを出していたと言われている中、ホワイトソックスも本腰を入れていたことが判明。本拠地シカゴのメディアからは“タラレバ”が飛び出している。
大谷加入後の青写真を描いていたシカゴの地元局
トレードが噂されていた米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手について、米メディアは残留を報じて大きな話題となった。今回はヤンキースやパドレスといったプレーオフ進出を目指す球団がオファーを出していたと言われている中、ホワイトソックスも本腰を入れていたことが判明。本拠地シカゴのメディアからは“タラレバ”が飛び出している。
米紙「ニューヨークポスト」のジョン・ヘイマン記者が第一報として大谷の残留をツイッターで報じると、各メディアはこれに追随。ヘイマン記者はツイートの中で「ヤンキース、パドレス、ホワイトソックスが大谷獲得に本気だった」としていたが、これまでほとんど出てこなかったホワイトソックスの名前が出てきたことにも注目が集まった。
これを受けて米イリノイ州地元局「NBCスポーツ・シカゴ」は「ホワイトソックスはショウヘイ・オオタニを獲得しようとトライしていた」との見出しで今回のオファーについて回顧。「日本のスター獲得をホワイトソックスが目指していたことは驚きではない。ディラン・シーズ、ランス・リン、ジョニー・クエトのいる先発ローテにオオタニが加わるのは考えられないほど凄いことだ」と先発投手陣の層が格段に上がることを想定していた。
また、打線についても「また、ティム・アンダーソン、ホセ・アブレイユ、エロイ・ヒメネス、ヨアン・モンカダのオーダーにオオタニが加わることも、自動的にワールドシリーズに行くようなものだ」とし、プレーオフを飛び越えてワールドシリーズ進出の青写真まで見えていた。だが、それらはすべて幻のプランに。「残念なことにエンゼルスはオオタニを残すことを決めている」と記事に無念さを込めていた。
ホワイトソックスは現在ア・リーグ中地区で3位だが、首位ツインズとは3ゲーム差でプレーオフ圏内につけている。
(THE ANSWER編集部)