勝みなみ、史上初4日間ボギーなしに「凄く囚われすぎた」 重圧解放で記録的Vに笑み
女子ゴルフの国内ツアー・楽天スーパーレディースは31日、兵庫・東急グランドオークGC(6616ヤード、パー72)で最終日が行われた。勝みなみ(明治安田生命)が1バーディー、ボギーなしの71で回り、通算22アンダーでツアー通算7勝目(アマ時代を含む)。4日間大会をボギーなしで優勝するのは史上初。2位に5打差をつける圧勝だった。昨年10月の国内メジャー・日本女子オープン以来、約10か月ぶりとなる今季初優勝を飾った。
楽天スーパーレディース最終日
女子ゴルフの国内ツアー・楽天スーパーレディースは31日、兵庫・東急グランドオークGC(6616ヤード、パー72)で最終日が行われた。勝みなみ(明治安田生命)が1バーディー、ボギーなしの71で回り、通算22アンダーでツアー通算7勝目(アマ時代を含む)。4日間大会をボギーなしで優勝するのは史上初。2位に5打差をつける圧勝だった。昨年10月の国内メジャー・日本女子オープン以来、約10か月ぶりとなる今季初優勝を飾った。
勝が大量リードを守り抜いた。2位と9打差で出た最終日。前半3番でバーディーを奪ったが、その後はスコアの変動がなし。後半もパープレーが続いた。17番ではシビアなパーパットを決めて安堵の笑み。18番パー5は3オン2パットのパー。ボギーなしで回り切った。グリーン脇では同じ黄金世代で仲のいい小祝さくらから祝福のハグ。ファンの拍手に「ありがとうございます!」と応えた。
これまでの72ホール(パー72)のツアー最少ストロークは、2016年大王製紙エリエールレディスのテレサ・ルーが記録した24アンダー。勝は同大会23アンダーだった比嘉真美子に次ぐ、史上3番目の22アンダーを記録した。
優勝スピーチではスポンサー、大会コース、ボランティア、ギャラリーに感謝。重圧から解放され「4日間ノーボギーは凄く嬉しい。そのことに凄く囚われすぎてなかなか伸ばせなかった」と笑顔で振り返った。「でも、ショットはよくなっているし、来週は急遽全英女子オープン出場が決まったので、明日からチャレンジしてきます」と切り替え。「パットもあと少しのところに来ている。全英で予選通過して上位で戦えるように頑張ります。JLPGAツアーは来週あるので、是非皆さん注目してくださればと思います」と頭を下げた。
2位は5つ伸ばした17アンダーの稲見萌寧。小祝さくら、全美貞、黄アルムが15アンダーの3位で続いた。14アンダーの吉田優利が6位。ペ・ソンウ、野澤真央、青木瀬令奈が13アンダーの7位に入った。
(THE ANSWER編集部)