1プレーで“2失策”のエンゼルス外野手 ランニングHR献上で米悲鳴「リトルリーグだ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が29日(日本時間30日)、本拠地レンジャーズ戦に「2番・DH」で先発。両軍無得点で迎えた6回にジョー・アデル左翼手が1プレーに2度の“失策”を犯すまさかのプレーを見せた。ランニングホームランで先制点を献上。米メディアが動画を公開すると、「アデルはあそこで何やってるんだ」の声が上がった。
大谷翔平がレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が29日(日本時間30日)、本拠地レンジャーズ戦に「2番・DH」で先発。両軍無得点で迎えた6回にジョー・アデル左翼手が1プレーに2度の“失策”を犯すまさかのプレーを見せた。ランニングホームランで先制点を献上。米メディアが動画を公開すると、「アデルはあそこで何やってるんだ」の声が上がった。
後手後手の打球処理だった。0-0の6回1死走者なし。マーカス・セミエンの打球は左翼線に転がった。追ったのはアデル。しかし、クッションボールは足元をすり抜けた。激走するランナー。アデルは壁際を転がるボールに追いついたが、今度は拾った瞬間にすっぽ抜けた。返球したが、中継プレーも乱れてランニングホームランを献上した。
動画を公開した米テキサス州地元局「バリー・スポーツ・サウスウェスト」公式ツイッターは、文面に「リトルリーグホームラン警報」と記して投稿した。米ファンからは「今まで見た中で最悪の守備の一つ」「アデルはあそこで何やってるんだ」「アデル酷いな」と落胆の声。日本のファンも「アデルさすがにやばすぎて草」「アデルよ……」「これぞアデルクオリティ」と反応した。
記録は1失策だったものの、南カリフォルニアニュースグループのMLBレポーターのJ.P.ホーンストラ記者は「アデルがミス。2度も。セミエンが全力疾走でリトルリーグホームラン。Wow」と“2エラー”をツイッターで指摘。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者も「アデルが1プレーで2度のミス。セミエンが塁を回って得点」とツイートした。
米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のレンジャーズ番レビ・ウィーバー記者は、ツイッターで「トニー・ビーズリー(三塁コーチ)は今日、左翼にボールが跳んだ時は三塁で非常に積極的だ。ジョー・アデルの肩についてのスカウティングレポートがあるのかもしれない」と指摘した。
エンゼルスはこの回に追加点を許して0-2。6回裏に1点を返したが、好投していた先発パトリック・サンドバルには痛い失点だった。
(THE ANSWER編集部)