借金16エンゼルス 貧打&拙守に米記者も嘆き「アグリーゲーム」「見てきた中で最悪」
米大リーグ・エンゼルスは25日(日本時間26日)、敵地ロイヤルズ戦に0-7で敗れた。先発ノア・シンダーガード投手が試合を作るも、7回には拙守もあり、4点を奪われた。攻撃陣も得点を奪えず、米記者は「私が見てきた中で最悪の状況です」「アグリーゲーム(醜い試合)」と嘆きの声をあげた。
ロイヤルズに0-7で敗北、大谷は打撲で明日検査か
米大リーグ・エンゼルスは25日(日本時間26日)、敵地ロイヤルズ戦に0-7で敗れた。先発ノア・シンダーガード投手が試合を作るも、7回には拙守もあり、4点を奪われた。攻撃陣も得点を奪えず、米記者は「私が見てきた中で最悪の状況です」「アグリーゲーム(醜い試合)」と嘆きの声をあげた。
投打に精彩を欠いた。先発シンダーガードは6回途中6安打1失点とゲームを作って降板。7回先頭の打球に左翼手アデルが飛びつくも、グラブに当てながら捕球できず。二塁打でチャンスを作られると、続く打者ベニンテンディのバントを2番手ループが捕球できない。その後1死一、三塁となると、今度は3番手テペラが2連続暴投で1点を献上。その後も失点を食い止められなかった。
野手陣は5安打を放つも無得点。「1番・DH」で出場した大谷翔平は3回に自打球を受け、痛みを抱えながらも直後に二塁打。しかし、5回1死満塁のチャンスでは一ゴロに倒れた。
この敗北で借金16となり、1か月ぶりの連勝はならなかったエンゼルス。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者はツイッターで「このイニングは容赦なく終了。守備、そして投手も悪かった」と7回終了後に投稿し、試合後には「アグリーゲーム(醜い試合)。トレード期限が近づいているシンダーガードは良い投球だった」と投稿した。
「エンゼルスは5月25日から酷い状況だ。他に言いようがない。開幕44試合は良かったことを考えると本当に酷い」と、球団ワーストの14連敗が始まった時からの惨劇を嘆いている。フォロワーから「あなたが今まで見てきたMLBチームの中で最も酷いですか?(良い選手がいるのに、という観点から)」と尋ねられると、「はい。私が見てきた中で最悪の状況です」と断言していた。
米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者のツイッターによると、ネビン監督代行は試合後、大谷が右足打撲を負ったことを明かしたという。大谷本人は大丈夫と話しているものの、明日午前中に検査を受けるとも記している。
(THE ANSWER編集部)