エビアン選手権、コルダのボールが観客の近くに…

　米女子ゴルフの今季メジャー第4戦、エビアン選手権は24日、フランスのエビアン・リゾートGCで最終日が行われ、ブルック・ヘンダーソン（カナダ）が通算17アンダーで優勝した。13アンダーで8位だった元世界ランク1位のネリー・コルダ（米国）のボールを巡ってハプニングも発生。公開された実際の映像には「笑うしかない」「ゴルフボール見っけ！」などと米ファンの反響が集まっていた。

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　6番パー4の第2打。コルダがミスショットしたボールは、ギャラリーが歩くコース脇へ。ちょうどそこに歩いてきた観客の女性が、悪気なく拾い上げてしまった。すぐさま近くにいた男性ファンが触れてはいけないことを説明。女性ファンも慌てて元の場所にボールを戻した。海外の実況席からも「Oh～！」と悲鳴が上がっていた。

　実際の映像を米専門局「ゴルフチャンネル」公式ツイッターが公開。「ネリー・コルダの6番第2打は通りかかったファンに拾われてしまった。ボールは戻され、ノーペナルティーでコルダはプレーを続けた」と紹介したほか、米専門メディア「ゴルフダイジェスト」は「エビアン選手権最終日でコルダの球を拾ったファンの奮闘をご覧あれ」と見出しを打ってこの出来事を記事で報じた。

　ペナルティーは受けなかったコルダ。このホールはダブルボギーだった。映像を見た米ファンからは「笑うしかない」「オーマイガー。これは面白い」「ファウルボールだと思ったのかな」「史上最悪のファン（笑）」「3回見直して3回笑った」「伝説のシーン」「ゴルフボール見っけ！」などと反響が集まっていた。