菊地絵理香、大会新「63」大爆発で首位浮上 秘訣は13歳年下の妙技「かみ砕き考えた」
女子ゴルフの国内ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」が22日、北海道・滝のCC(6560ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われ、菊地絵理香(フリー)が大会レコードとなる63で回り、通算14アンダーで単独首位に立った。ピン直撃のミラクルショットに加え、長短パットが面白いように決まる完璧なラウンド。会見では、プラチナ世代の選手のパッティングを参考にしたという好調の秘訣を明かした。
大東建託・いい部屋ネットレディス2日目
女子ゴルフの国内ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」が22日、北海道・滝のCC(6560ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われ、菊地絵理香(フリー)が大会レコードとなる63で回り、通算14アンダーで単独首位に立った。ピン直撃のミラクルショットに加え、長短パットが面白いように決まる完璧なラウンド。会見では、プラチナ世代の選手のパッティングを参考にしたという好調の秘訣を明かした。
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首位と1打差でインの10番からスタートしたこの日の菊地。12番パー4でのバーディーを奪うと、14番パー5のイーグル、15番のバーディーで完全に勢いに乗った。さらに18番パー4の2打目は「(グリーン)奥でもいいかなと思って打った」というショットがワンバウンドしてピンを直撃。1メートル弱のバーディーパットを難なく沈めた。
その勢いで後半も3番で10メートルのロングパットを締めるなど4つのバーディーを重ね、ノーボギーのラウンド。「今日はいい距離が残ってスムーズに打てたことが多かった。パットがこんなに入るのは久しぶり。いいラウンドでした」。1イーグル、7バーディーで大会レコードを1打更新する63をマークしたゴルフを振り返った。
自身も自画自賛したパット。この好調を呼んだのは今季ツアー2勝の21歳・西村優菜(スターツ)のパッティングだった。
「(6月の)ニチレイ(レディス)で西村選手が優勝した時の映像を見ていて、(パットを)打っているリズムや始動の感じを自分の中でかみ砕いて考えて、自分の感覚の中にはめて打ってみたら、スムーズに動けるようになった。(2位に入った)資生堂レディスの時も良かったし、予選落ちしたけどニッポンハムレディスの時も良かった。パットのイメージは良くなっている」
34歳の菊地が参考にしたという西村は海外メジャーのエビアン選手権初日で安定したパッティングを見せて5位と好発進。その勢いに乗った北海道苫小牧市出身の菊地も悲願の地元Vに向けて突き進む。
(THE ANSWER編集部)