西野ジャパン、スイス戦の完敗を海外メディアはどう見た? 「不振に陥っている」
サッカーロシアW杯の開幕を目前に控え、日本代表は8日(日本時間9日)に国際親善試合を行い、FIFAランク6位のスイスに0-2で敗れた。西野監督就任後は2戦2敗。まだ1点も奪えておらず、浮上のきっかけが見えない日本代表について、現地スイスメディアは「本番では日本戦のようなイージーな展開は起こらないだろう」と一刀両断している。
西野監督就任後は2連敗、海外メディアも厳しい論調
サッカーロシアW杯の開幕を目前に控え、日本代表は8日(日本時間9日)に国際親善試合を行い、FIFAランク6位のスイスに0-2で敗れた。西野監督就任後は2戦2敗。まだ1点も奪えておらず、浮上のきっかけが見えない日本代表について、現地スイスメディアは「本番では日本戦のようなイージーな展開は起こらないだろう」と一刀両断している。
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日本代表はMF本田をトップ下に置く4バックの布陣で臨んだが、前半42分にPKを与えて先制を許すと、後半にさらに追加点を許した。反撃の糸口をつかめないまま、試合終了。スコア以上の完敗だった。
スイス紙「TAGBLATT」は「スイスは日本に勝利し、テストモードからの完璧な仕上がり具合を見せた」と自国を称賛。一方で日本代表についても言及している。
「150人あまりの日本人ジャーナリストが選手たちの後を追い、記者会見ではニシノ監督にたくさんの困らせる質問をしていた。スイスのヴラディミル・ペトコヴィッチ監督は長い間待たされ、メディアの質問に答えた」
記事ではこう伝え、就任後連敗の西野監督に日本人記者からの質問が降り注いだことを紹介。さらに、「スイスは4つの親善試合で素晴らしい試合を見せた。しかし、W杯本番では日本戦のようなイージーな展開は起こらないだろう」とし、日本代表相手の快勝が本大会では参考にならないのでは、としている。
また英紙「ミラー」も、スイス戦をレポート。「W杯本大会でポーランド、セネガル、コロンビアと対する日本は、ウクライナ戦、ガーナ戦に続き3連敗を喫するなど不振に陥っている。最後のテストマッチとして火曜日にパラグアイと対する」と日本代表の低迷ぶりも伝えている。
(THE ANSWER編集部)