羽生結弦の惜別に「この写真はずるいよハビ」 親友が掲載した2ショットに日本人も感涙
競技の第一線を退き、プロ転向を表明したフィギュアスケートの羽生結弦(ANA)に盟友のハビエル・フェルナンデス(スペイン)が惜別のメッセージを寄せた。インスタグラムの投稿に想いを記したが、合わせて6枚の写真を掲載し、日本人ファンの涙を誘っている。
フェルナンデスがインスタグラムでメッセージ「Otsukaresama deshita ユヅ!」
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競技の第一線を退き、プロ転向を表明したフィギュアスケートの羽生結弦(ANA)に盟友のハビエル・フェルナンデス(スペイン)が惜別のメッセージを寄せた。インスタグラムの投稿に想いを記したが、合わせて6枚の写真を掲載し、日本人ファンの涙を誘っている。
同じ練習リンクで汗を流し、同じ大会リンクで戦った親友が想いを込めたメッセージを寄せた。
フェルナンデスは19日にプロ転向を表明した羽生の決断を受け、インスタグラムで「ユヅくん、どこから始めればいいかすら分からないよ。最初に、信じられないようなキャリアを祝福します」と切り出し、門出を祝った。
「その努力により、君は年を追うごとにレジェンドへと、スターへとなっていった」「氷上でも氷の外でも君と多くの瞬間をともにする幸運に恵まれた。そして君が人間としても、人間としても成長する姿を見られて嬉しかったよ」などと歩みを振り返り、「我々は君のスペクタクルなスケートを楽しみ続けると確信している。Otsukaresama deshita(お疲れさまでした)ユヅ!」と記した。
長文に渡って熱いメッセージを記した投稿には、合わせて6枚の写真が掲載されていた。
羽生が金メダル、フェルナンデスが銅メダルを獲得した平昌五輪をはじめ、一緒に表彰台に上がった数々の大会の思い出を載せているが、最後の6枚目は2014年12月のグランプリ(GP)ファイナルとみられるものだった。
フェルナンデスの母国スペインのバルセロナで開催され、羽生が1位、フェルナンデスが2位に。フェルナンデスが羽生の頬をなで、祝福しているようなシーン。ネット上では「この写真を出すのずるいよハビ」と感激したファンもいた。
スペイン出身のフェルナンデスは、世界選手権2連覇、欧州選手権7連覇を達成し、数々の国際舞台で活躍した31歳。3学年下の羽生とは同じカナダ・クリケットクラブを練習拠点とし、深い絆で結ばれていた。