球宴レッドカーペットショーで反響「後ろで撮影するイッペイは素晴らしい」

　米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は19日（日本時間20日）、オールスターゲームに「1番・DH」で出場し、自身球宴初ヒットを含め1打数1安打1四球だった。試合前には恒例のレッドカーペットショーに登場したが、一緒に歩いた水原一平通訳のささやかな気遣いが米ファンの注目を集めた。

　オールスター恒例のレッドカーペットショー。選手は家族らとともに歩き、ファンらと交流した。

　この時、話題になったのが、水原通訳の振る舞いだった。大谷はスーツ姿で登場したが、水原通訳は後ろで3メートルほど距離を置いて歩き、大谷の様子をスマートフォンで撮影している様子。主役を引き立たせる気遣いにも映った。

　エンゼルス公式ツイッターは大谷とトラウトが登場した際の写真を掲載したが、大谷の後ろにひっそりと水原通訳が写り込んでいた。これを見逃さなかった米ファンも多く、返信欄にはさまざまな声が寄せられた。

「イッペイは夢の中に生きている。羨ましい。大好きだ」
「イッペイは俺たちの救世主」
「なぜイッペイのソロ写真がないの？」
「もっとイッペイの写真をくれ」
「イッペイは後ろでショウヘイを撮影している」
「後ろで撮影しているイッペイは素晴らしい」

　メジャー挑戦5年目を迎え、大谷の大活躍とともに、すっかりエンゼルスファンからも人気者になった水原通訳。これまでも大谷を献身的に支え、たびたび話題になっていたが、球宴の舞台でも見られたささやかな気遣いが注目を集めることになった。

　後半戦も二人三脚でのさらなる活躍を期待したい。