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羽生結弦から「なぜ泣いているの?」 7年前の心優しき秘話を親日家スケーターが告白

フィギュアスケートの五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)が19日、第一線を退く意向を表明した。親日家として日本のフィギュアファンからも愛されたショーン・ラビット(米国)は自身のインスタグラムを更新し、1枚の写真とともに現役時代に羽生から受けた紳士的な秘話を公開した。

羽生結弦【写真:Getty Images】
羽生結弦【写真:Getty Images】

2020年に現役引退した米国のショーン・ラビット

 フィギュアスケートの五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)が19日、第一線を退く意向を表明した。親日家として日本のフィギュアファンからも愛されたショーン・ラビット(米国)は自身のインスタグラムを更新し、1枚の写真とともに現役時代に羽生から受けた紳士的な秘話を公開した。

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 全世界のファン、スケーター仲間から送られている羽生に対する感謝の言葉。2020年11月に現役引退したラビットは自身のインスタグラムに、2015年のオータムクラシックで羽生とともに表彰台に上がった時の写真を公開し、英語とともに日本語で羽生への労いの言葉を綴った。

「羽生結弦スケートお疲れ様です! あなたが私たちのスポーツの限界を押し広げたので、あなたと競争する機会があったスケーターは幸運でした、それは私たち全員にインスピレーションを与えました」

 続けて、オータムクラッシックで羽生からかけられた心優しい言葉も公開した。

「私はあなたと競争し、氷の外で本物の羽生の良い心を見たことが最も幸運だと感じています。この写真は、私の初めての国際トーナメントであるスケートカナダオータムクラシックで撮影されました。最終スコアを聞いて3位になったときは、たくさん泣いていた。私が泣いていたとき、あなたは『ショーン、なぜ泣いているの? 悲しいことはありません、3位はとても良いです!』私はとても幸せだったので泣いていると彼に言いました。彼は笑って、これを聞いてうれしいと言いました」

 当時、ラビットにとっては初の表彰台だったが、その時の態度にも感銘を受けたという。「それは私の最初のライブメダルセレモニーでしたが、彼は勝者でしたが、セレモニー中に私に指示を与えるのを手伝ってくれました」。最後は「真のチャンピオン! 次のステップで頑張ってください!」と締めた。

 これにはファンからも「心温まる投稿ありがとう」「素敵な思い出ですね」「2人とも幸せな引退です」「みんな素晴らしい」といったコメントが寄せられている。

(THE ANSWER編集部)

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