羽生結弦に憧れたジュニア界の超大器が称賛 4回転半の成功候補者「常に尊敬していた」
フィギュアスケートの五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)が19日、競技の第一線を退く意向を表明した。都内で行われた会見で明かしたもの。多くの海外スケーターから労いの声が寄せられているが、羽生が挑戦してきた4回転アクセル成功が期待される17歳の大器イリア・マリニン(米国)は「彼は私にとって大きな刺激となる存在で、いつも尊敬していました」と想いを明かした。
4回転半着氷の練習動画を定期的に掲載、世界ジュニア王者マリニンがインスタ投稿
フィギュアスケートの五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)が19日、競技の第一線を退く意向を表明した。都内で行われた会見で明かしたもの。多くの海外スケーターから労いの声が寄せられているが、羽生が挑戦してきた4回転アクセル成功が期待される17歳の大器イリア・マリニン(米国)は「彼は私にとって大きな刺激となる存在で、いつも尊敬していました」と想いを明かした。
アイスショー出演のため、来日中のマリニンは「今日、史上最も偉大なスケーター、ユヅル・ハニュウの引退が発表したことを知りました」と自身のインスタグラムのストーリー機能で羽生の決断に触れた。「彼は私にとって大きな刺激となる存在で、いつも尊敬していました。彼の未来の幸運を祈り、夢が現実になることを願っています」と憧れの想いを明かし、改めて功績を称えた。
マリニンは、4月の世界ジュニア選手権ではSP88.99点、フリー187.12点、合計276.11点でいずれもジュニアの世界最高得点を叩き出して優勝した新星だ。たびたび話題を集めているのは、4回転アクセルの練習動画。インスタグラムでユーザーネーム「quadg0d(4回転の神)」を使用し、練習中に挑戦した様子を定期的にレポートしている。着氷させた様子もたびたび公開しており、フィギュア界で注目されつつある存在だ。
4回転アクセルといえば、羽生が成功を夢見て長年挑戦し、北京五輪で公式戦世界初認定されたジャンプ。競技会で成功させるという夢は、マリニンをはじめとした次世代のスケーターたちに受け継がれていく。
(THE ANSWER編集部)