何度でも見たくなる? SNS映えの“魔球ナックル”が再生230万超の大反響
米大リーグで投じられた魔球のようなナックルの反響が広がっている。捕手も“空振り”で捕れないほどの変化量を見せた1球をMLBがスロー動画でSNSに公開したが、1日あまりで再生回数は230万回を突破。「100回以上見たよ」とコメントがつけられるなど、驚きは拡大している。
Rソックス右腕ライトの1球が反響拡大、「100回以上見たよ」の声も
米大リーグで投じられた魔球のようなナックルの反響が広がっている。捕手も“空振り”で捕れないほどの変化量を見せた1球をMLBがスロー動画でSNSに公開したが、1日あまりで再生回数は230万回を突破。「100回以上見たよ」とコメントがつけられるなど、驚きは拡大している。
何度でも見たくなるのかもしれない。圧巻の1球の反響が広がっているのは、レッドソックスの右腕、スティーブン・ライトだ。
5日(日本時間6日)のタイガース戦。5回1死、右打者イグレシアスと対峙し、宝刀を振り抜いた。放たれた白球は全くの無回転で、一度は浮いたような軌道を描いた。真ん中高めかと思われたコースに打者はバットを出す。しかし、直後、急ブレーキをかけるように外角へ逃げた。あまりの変化量に対応できず、あえなくバットは空を切った。
しかし、“空振り”したのは打者だけではなかった。サインを出していた捕手のバスケスもミットを伸ばし、捕球を試みたが及ばない。ボールを触ることすらできず、後ろに逸らしてしまったのだ。結局、こぼれたボールをすぐに処理して一塁へ送球し、振り逃げは防いだが、ライトが投じた1球は、打者どころか捕手も泣かせる魔球だった。