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大谷翔平去就問題抱えるエ軍にLA紙提言 ソトに594億円オファーのナ軍と「同じ方法を」

米大リーグ・ナショナルズのフアン・ソト外野手が、15年総額4億4000万ドル(約594億円)という大型契約での残留オファーを断ったと米メディアが一斉に報道。MLB史上最高額となるが、米紙「ロサンゼルス・タイムズ」は地元球団のエンゼルスに対し、大谷翔平投手のトレード期限での慰留に関して“ナショナルズに倣え”と提言している。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

ロサンゼルス・タイムズ紙「選択を下す時だ」

 米大リーグ・ナショナルズのフアン・ソト外野手が、15年総額4億4000万ドル(約594億円)という大型契約での残留オファーを断ったと米メディアが一斉に報道。MLB史上最高額となるが、米紙「ロサンゼルス・タイムズ」は地元球団のエンゼルスに対し、大谷翔平投手のトレード期限での慰留に関して“ナショナルズに倣え”と提言している。

 メジャー史上最高総額となる4億4000万ドルでの契約延長オファーを固持した23歳のソト。記事では今後の展開を予想し、「ソトが断ったことで、結果的にナショナルズは世代の1人のタレントのトレード相手を受け入れ始めることになる」と報じた。さらに、2023年オフにフリーエージェントとなる大谷を抱えるエンゼルスに対して「エンゼルスもショウヘイ・オオタニに同じアプローチを選ぶべき」と提言した。

 プレーオフ進出の願いを口にする大谷に対して、エンゼルスは今季も低迷。記事では、14連敗でジョー・マドン監督が解任され、アンソニー・レンドン内野手が故障で今季離脱となり、投手陣も不振という苦境を伝えながら、「オオタニをアナハイムに長期間留めるために何が必要で、どんなオファーをすべきか考慮すべき。そうでなければ、来季終了後に見返りなしで強烈な可能性に直面することを避けるために、トレードすべきだ」とした。

 大谷については「北米スポーツ最高のバーゲン」とされる今季年俸550万ドル(約7億6000万円)という格安さ、打者・投手でオールスター出場、日本での絶大な人気により、その価値は「唯一」と評価。「彼の価値は契約1年半残る今が一番高い」とし、大谷と引き換えに他球団の数多くのプロスペクトをトレード要員で獲得できるチャンスと分析した。

 今季もポストシーズン進出の可能性が低い現状から、記事ではエンゼルスに大谷の去就問題について「選択を下す時だ」と提言している。

(THE ANSWER編集部)


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