サニブラウンが初日に出陣 腰痛から完全復活へ「自分との闘い。精神面は強くなった」
オレゴン世界陸上は15日(日本時間16日)に開幕する。14日(同15日)は日本代表の一部選手が会見。男子100メートル、男子4×100メートルリレーに出場するサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)は落ち着いた表情で意気込みを語った。
オレゴン世界陸上が15日開幕
オレゴン世界陸上は15日(日本時間16日)に開幕する。14日(同15日)は日本代表の一部選手が会見。男子100メートル、男子4×100メートルリレーに出場するサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)は落ち着いた表情で意気込みを語った。
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4大会連続の世界陸上で成長した姿を見せる。サニブラウンは日本代表のTシャツ姿で登壇。昨年は腰椎ヘルニアに苦しみ、東京五輪は100メートルの出場権を逃した。200メートルは予選敗退。「昨年は本当に悔しい思いをした。体の調子が戻ってきて楽しみ。速い選手がいっぱいいる中で力を発揮できるのがもの凄くワクワクする」と声を弾ませ、こう続けた。
「どの大会でもチャレンジャー。他の選手と走るけど、自分自身との闘いなので出し切って挑みたい。昨年怪我をして精神的に少し弱っていた。そこを経て精神面は強くなっているなと思う。体がよくても精神面で弱くてはよくない。いつもチームメイトに言われるけど、この競技はメンタルが大事。そこを意識しています」
16歳だった2015年北京大会は、200メートルで大会史上最年少の準決勝進出を果たした。17年ロンドン大会は7位入賞。19年ドーハ大会は100メートル準決勝でスタートに遅れながら、決勝進出まで0秒03だった。今回は大会初日の日本時間16日に予選を迎える。
「選手村の雰囲気はオリンピックに似た感じ。いろんな国の選手がいてこの大会に戻ってきたなというのと、世界大会は久しぶりでもの凄く楽しみ。調子はよくも悪くもやるべきことはやらないといけない。あまり気にせず自分の走りが出来るように調整して挑めれば」
男子4×100メートルリレーにも出場。2走を任され、3大会連続のメダル獲得が期待される。腰痛からの完全復活へ「100メートルは3回目の出場。ロンドンもドーハも不完全燃焼。全力を出し切って自分がしたい走り、出せる結果を出せれば」と、まずは個人種目に集中する。
(THE ANSWER編集部)