大谷翔平、ヤ軍ジャッジと並びMVP予想オッズ首位浮上 2年連続ならカブレラ以来9年ぶり
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地アストロズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。打者としては2回に2点適時三塁打を放ち、投手としては12奪三振の力投で6回4安打1失点の大活躍だった。ノーラン・ライアン以来、球団史上2人目となる4試合連続の2ケタ奪三振で、メジャー自己最多タイとなる9勝目を挙げた二刀流のスーパースターは、米ブックメーカーのMVP予想本命オッズでトップタイに並んだ。
アストロズ戦で2点三塁打&9勝目と躍動
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地アストロズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。打者としては2回に2点適時三塁打を放ち、投手としては12奪三振の力投で6回4安打1失点の大活躍だった。ノーラン・ライアン以来、球団史上2人目となる4試合連続の2ケタ奪三振で、メジャー自己最多タイとなる9勝目を挙げた二刀流のスーパースターは、米ブックメーカーのMVP予想本命オッズでトップタイに並んだ。
千両役者の活躍だった。3回に強打者アルトゥーべを空振り三振に仕留めた時速101マイル(162.5キロ)の豪速球に加え、変化球も冴え渡り、野茂英雄氏以来、日本人2人目となる4試合連続二桁奪三振を達成。日本人最長の連続無自責点記録は32回で止まったが、打っても2安打2打点の大活躍で、チームの連敗を5で食い止めた。
不振のチームを必死に牽引する二刀流のスーパースターに、海外のブックメーカーは反応した。米ブックメーカー「シーザース・スポーツ」では2022年シーズンのア・リーグMVPの最新オッズを公開。大谷はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手と並び、+125オッズ(100ドル支払い、225ドルを手にできる)でトップに。3位のエンゼルスのマイク・トラウト外野手が+1200(100ドル支払い1300ドルを手にできる)とされており、二大本命に躍り出た格好だ。
シーザース・スポーツに寄稿するマックス・メイヤー記者は、ツイッターで6月4日以降、単独で本命オッズだったジャッジに、大谷がこの日並んだことをリポート。ジャッジは首位ヤンキースをメジャートップの30本塁打で牽引する活躍を続けている。
大谷は2012年と13年に受賞しているタイガースのミゲル・カブレラ内野手以来となる2年連続のア・リーグMVP受賞なるか、MVPレースの行方にも注目が高まっている。
(THE ANSWER編集部)