韓国―イタリア戦の“不可解判定”も… 英BBC「W杯最も奇妙な瞬間10選」が懐かしい
いよいよ開幕が迫ってきたサッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会。世界一をかけた4年に一度の大舞台ではこれまで、ファンを興奮させたスーパーシーンが多く生まれた一方、“奇妙”なシーンも同様にファンの脳裏に刻まれている。英公共放送「BBC」は「読者が選ぶW杯最も奇妙な瞬間ベスト10」を特集している。
英公共放送「BBC」が「読者が選ぶW杯最も奇妙な瞬間ベスト10」を特集
いよいよ開幕が迫ってきたサッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会。世界一をかけた4年に一度の大舞台ではこれまで、ファンを興奮させたスーパーシーンが多く生まれた一方、“奇妙”なシーンも同様にファンの脳裏に刻まれている。英公共放送「BBC」は「読者が選ぶW杯最も奇妙な瞬間ベスト10」を特集している。
ロシアW杯を目前に控えた英公共放送「BBC」の企画。ベスト10には日本のサッカーファンになじみ深いシーンがズラリと並んでいるが、なかでも印象深いものが第9位の「2002年 韓国、イタリア、そしてエクアドル人の主審」だ。
2002年の日韓大会、決勝トーナメント1回戦のイタリア―韓国戦。記事では「ジョバンニ・トラパットーニ監督とイタリアは決勝トーナメントで韓国との対戦が決まり、不満ではなかっただろう。しかし、ピッチ上で見られたのはワールドカップ史上で最もショッキングな出来事の一つだ」と記し、W杯史上に残る“不可解判定”を取り上げている。
同点のまま延長戦に突入した試合。FWアン・ジョンファンがゴールデンゴールを決め、地元で大金星を挙げた。しかし、記事では「エクアドル人の審判バイロン・モレノはイタリアにPKを与えず、オフサイドの判定でゴールを認めず、フランチェスコ・トッティをシミュレーションと判断し、2枚目のイエローカードを提示して退場させた」と指摘している。
延長戦でエリア内の接触プレーを巡り、微妙な判定でイタリアのエース、トッティが退場処分を食らった。1人減ったアズーリは結局、競り負け、モレノ主審の判定はイタリアのみならず、世界で疑問の声が上がった。あれから16年経つが、イギリスのサッカーファンにも記憶に刻まれ、未だ印象深い試合の一つになっているようだ。
トップ3は比較的、近年の大会が占めた。