井岡一翔がV5達成なら「戦いたい」 元WBA世界王者が挑戦状「日本で大晦日決戦でも…」
ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(志成)は13日、東京・大田区総合体育館で元世界4階級制覇王者で同級1位の40歳ドニー・ニエテス(フィリピン)との5度目の防衛戦に挑む。日本のボクシングファンが大注目の一戦に海外から注目を寄せる男がいる。同級の元WBA王者アンドリュー・モロニー(オーストラリア)はこの試合に勝った井岡と「対戦したい」と熱望している。
アンドリュー・モロニー「ぜひカズト・イオカと戦いたい」
ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(志成)は13日、東京・大田区総合体育館で元世界4階級制覇王者で同級1位の40歳ドニー・ニエテス(フィリピン)との5度目の防衛戦に挑む。日本のボクシングファンが大注目の一戦に海外から注目を寄せる男がいる。同級の元WBA王者アンドリュー・モロニー(オーストラリア)はこの試合に勝った井岡と「対戦したい」と熱望している。
モロニーはかつて同級WBA王者に君臨した31歳。2020年6月にジョシュア・フランコ(米国)との初防衛戦に敗れて王座陥落し、以降2度のフランコとの再戦でもリベンジはならなかった。それでも、直近3連勝で再び世界タイトル戦線を狙っている。また、双子の兄・ジェイソンは2020年10月に現在の世界バンタム級3団体王者・井上尚弥(大橋)と戦ったことでも知られる。
井岡―ニエテス戦が迫る中で「アンドリュー・マロニーはカズト・イオカとの大金、キャリアを懸けた一戦の実現を諦めていない」と報じた米専門メディア「ボクシングシーン.com」によると、モロニーは「この試合(井岡戦)に注目している」と明言。「何回もこれまで言ってきたが、ぜひカズト・イオカと戦いたい。彼と彼が成し遂げてきたことを尊敬しているが、私は彼を倒せると信じている」と語ったという。
試合についても井岡有利を主張。「初戦はニエテスが勝ったが、彼の年齢と調整不足が響くと思っている。イオカは判定で勝つだろう。ニエテスは最近の試合ではペースを掴めず、後半バテてしまう。4回か5回あたりからイオカが試合を支配すると思う」と分析し、「勝者が怪我なく試合を終えて、次の試合の準備がすぐできることを願っている」と願った。
さらに「数か月内に豪州で試合が組まれるだろう。そして日本の大晦日でもイオカと対戦することができれば、それは素晴らしいことだ!」と早くも大晦日決戦も希望し、青写真を描いていた。
(THE ANSWER編集部)