錦織、全豪2回戦は快勝 海外メディアも速報「今回はケイにドラマなし」
世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)が18日、テニスの全豪オープンの男子シングルス2回戦に臨んだ。同72位のジェレミー・シャルディー(フランス)に6-3、6-4、6-3のストレートで勝利。7年連続の3回戦進出を決めた錦織の戦いぶりを海外メディアも速報している。
初戦はフルセットで辛勝も…2回戦はストレート勝ち「初戦の教訓を生かした」
世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)が18日、テニスの全豪オープンの男子シングルス2回戦に臨んだ。同72位のジェレミー・シャルディー(フランス)に6-3、6-4、6-3のストレートで勝利。7年連続の3回戦進出を決めた錦織の戦いぶりを海外メディアも速報している。
16日の初戦では同45位のアンドレイ・グズネツォフ(ロシア)に苦戦しながらも5-7、6-1、6-4、6-7(6-8)、6-2とフルセットの末に勝利していたが、この日は快勝。ATP公式サイトは「今回はケイにドラマなし」と特集し、フルセットの激闘となった2回戦のクズネツォフ戦とは異なる順当なストレート勝ちだったことを伝えた。
記事では「ケイ・ニシコリは教訓を生かしたに違いない。月曜日には第5セットをプレーしたが、2回戦ではそのような状況を避けた。2時間ほどで、ジェレミー・シャルディーを6-3、6-4、6-3で下した」とレポート。さらに、錦織の「良い試合でした。初戦よりかなり良かったです。第2、3セットではかなり浮き沈みが激しかったですが」というコメントも紹介している。本人も初戦に比べて手応えを感じたようだ。
また、英公共放送「BBC」電子版は「第5シードのケイ・ニシコリがフランスのジェレミー・シャルディーをあっさりと片付け、全豪オープン第3ラウンド進出」との小見出しで試合の様子を伝えた。こちらも、初戦からの“進歩“に手応えを示す錦織のコメントを掲載している。
この他、米放送局「FOXスポーツ」電子版も「第5シードのケイ・ニシコリはストロークの応酬を制し、全豪オープン第3ラウンドへ駒を進めた」と速報。2時間6分で快勝した錦織は、3回戦で世界121位のルカシュ・ラツコ(スロバキア)と対戦する。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images