澤村拓一の1球が発端 抗議&退場したヤ軍監督に海外記者は同情 判定に「これは酷い」
米大リーグのレッドソックス・澤村拓一投手が10日(日本時間11日)、本拠地ヤンキース戦に3番手で登板。2イニング完全救援を演じたが、澤村が奪った見逃し三振への判定に抗議したヤンキースのアーロン・ブーン監督が退場になる場面があった。海外記者は物議を醸した打席の投球チャート図を公開。「ストライクは1球だけしか投げていない」などと振り返っている。
7回2死、スタントンが見逃し三振に倒れた際どい判定に猛抗議したブーン監督は退場
米大リーグのレッドソックス・澤村拓一投手が10日(日本時間11日)、本拠地ヤンキース戦に3番手で登板。2イニング完全救援を演じたが、澤村が奪った見逃し三振への判定に抗議したヤンキースのアーロン・ブーン監督が退場になる場面があった。海外記者は物議を醸した打席の投球チャート図を公開。「ストライクは1球だけしか投げていない」などと振り返っている。
レッドソックスが7-6リードで迎えた7回2死、カウント2-2と追い込んだ6球目。澤村は右打者スタントンに内角高めの速球を投げ込んだ。スタントンはやや上体を反るようにして見送ったが、球審は迷わずストライクをコールした。澤村にしてみればベストボールだったが、この判定にブーン監督はジェスチャーで猛抗議。退場宣告まで飛び出す騒動となっていた。
カナダのスポーツ専門メディア「ザ・スコア」のブランドン・ワイル記者はこの打席の投球チャート図を自身のツイッターに公開。3球目と4球目も見逃しストライクの判定だったが、投球チャート上ではゾーンからは外れていると主張し、「サワムラはスタントンの打席で1球しかストライクを投げていない。これは酷い」と判定に異議を唱え、スタントンに同情した。
コメント欄には「これは残酷」「この打席はマジで馬鹿げていた」などの声も寄せられている。ブーン監督の退場直後の7回裏にレッドソックスは4得点の猛攻。指揮官を欠いたヤンキースは6-11で敗れた。
(THE ANSWER編集部)