澤村拓一の見逃し三振判定にヤンキース監督が激怒&退場 NYファンも「最悪の判定だ」
米大リーグのレッドソックス・澤村拓一投手が10日(日本時間11日)、本拠地ヤンキース戦に3番手で登板。2イニング完全救援を演じたが、澤村が奪った見逃し三振への判定に抗議したヤンキースのアーロン・ブーン監督が退場になる場面があった。
7回2死、スタントンが見逃し三振に倒れた際どい判定に猛抗議
米大リーグのレッドソックス・澤村拓一投手が10日(日本時間11日)、本拠地ヤンキース戦に3番手で登板。2イニング完全救援を演じたが、澤村が奪った見逃し三振への判定に抗議したヤンキースのアーロン・ブーン監督が退場になる場面があった。
ブーン監督の不満が爆発した。6回から登板した澤村が回を跨ぎ、レッドソックスの7-6リードで迎えた7回2死、カウント2-2と追い込んで右打者スタントンの内角高めに速球を投げ込んだ。スタントンはやや上体を反るようにして見送ったが、球審は迷わずストライクのコール。判定に驚いたのか、スタントンは思わずバットを折ろうとする仕草を見せ、なんとか踏みとどまった。しかし、指揮官は納得がいかなかった。
ブーン監督はベンチから激しいジェスチャーで球審に抗議。今日で微妙判定が6回目というジェスチャーなのか、指で「6」の数字を作ると、すぐさま退場が宣告された。すると、ベンチを飛び出して球審に詰め寄り、激しい剣幕で言葉を浴びせていたが、判定が覆ることはなかった。
ESPNの「サンデーナイト・ベースボール」で全米中継される注目の一戦。米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「トーキン・ヤンクス」公式ツイッターが実際の投球を紹介すると、納得がいかないヤンキースファンからも「とんでもない判定」「今まで見た中で最悪の判定だ」「この3球は際どくすらない。ありえない」「これを解決できるのはロボット審判だけ」「これじゃヤンキースも勝ち目がない」と球審の判定に厳しい声を上げていた。
(THE ANSWER編集部)