海外ヘビー級で113kg巨漢の顔面ヒットした“右ラリアット”に海外仰天「恐ろしい」
ボクシングのWBAインターナショナルヘビー級王座決定戦は9日(日本時間10日)、英ロンドンで行われ、デリック・チゾラ(英国)がクブラト・プレフ(ブルガリア)に判定勝ち。判定負けを喫した前回から6年ぶりの再戦で雪辱を果たした。前日計量で113.4キロだったプレフに対し、試合中にはプロレスさながらの“ラリアットパンチ”も話題を呼んだ一戦となったが、38歳のベテランファイターが存在感を示した。
チゾラがWBAインターナショナルヘビー級王座決定戦で判定勝ち
ボクシングのWBAインターナショナルヘビー級王座決定戦は9日(日本時間10日)、英ロンドンで行われ、デリック・チゾラ(英国)がクブラト・プレフ(ブルガリア)に判定勝ち。判定負けを喫した前回から6年ぶりの再戦で雪辱を果たした。前日計量で113.4キロだったプレフに対し、試合中にはプロレスさながらの“ラリアットパンチ”も話題を呼んだ一戦となったが、38歳のベテランファイターが存在感を示した。
激闘を制し、チゾラが3年ぶりの勝利を飾った。試合中には接近戦から放った右フックが拳ではなく上腕でプレフの顔面をとらえ、ラリアットさながらのパンチも炸裂。その場面を紹介した米スポーツチャンネル「DAZNボクシング」公式ツイッターには「恐ろしい」「パンチと言うよりはフォアアームのスマッシュだね」「チゾラはまさに戦争を仕掛けたね!」と驚きの声が上がるなど、ヘビー級らしい豪快な打ち合いとなったが、僅差の判定勝ちでチゾラに軍配が挙がった。
チゾラは2012年にはWBC世界ヘビー級タイトルマッチで王者ビタリ・クリチコ(ウクライナ)に対戦。ほかにもタイソン・フューリー(英国)、オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)ら強豪とも戦いながら敗れ、世界タイトルには届いていない。リング外でもボクシング界を何かと騒がせてきたベテランはすでに38歳。残されたキャリアでもう一花咲かせるべく、ヘビー級戦線のビッグマッチを狙う。
(THE ANSWER編集部)