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「大谷翔平トレードが唯一の方法」 借金10エンゼルス、救いの一手を海外識者が辛口提言

ビレンバウム氏が「衝撃的な失望」と指摘したこととは

 その中で最大の問題は、エンゼルスの年俸構造だという。「衝撃的な失望」と“不良債権”とされるレンドンと、主砲トラウトの年俸合計が約7000万ドル。そこにメジャー史上最高額と予想される大谷の新年俸が加わった場合、ビレンバウム氏は「エンゼルスの総人件費が贅沢税ラインを超える準備があったとしても、3選手に総人件費の半分を費やしては、競争力のあるチームを作るのは困難。うち一人がもはや優秀ではないレンドンなら、不可能だろう」と指摘している。


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 エンゼルスとしては現時点で大谷を残留させ、来夏のトレードデッドラインでトレードに出すという選択肢もある。一方で、大谷が契約満了となる来季終了後にフリーで他球団に移籍してしまう可能性も。

 ただ、ビレンバウム氏はエンゼルスのロースターと頼りないファームシステムから「2023年にチームが格段に向上できると予想することは極めて近視眼的で相当ナイーブ」と強調。契約年数を1年半残す大谷をここでトレードに供出することは、エンゼルスが問題解決のために多くの有望株をリターンで手にし、V字回復を最大のチャンスと見ているようだ。

(THE ANSWER編集部)


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