堂安律が豪快デビュー弾 わずか25分の実力証明を独紙称賛「目を引いたのはドウアンだ」
海外サッカー・ドイツ1部ブンデスリーガのフライブルクに完全移籍した日本代表MF堂安律が9日、スイス1部のザンクト・ガレンとのテストマッチに途中出場し、新天地デビュー戦で初ゴールを決めてみせた。自らゴールシーンの動画を公開。ドイツ紙から「相手を翻弄していた」と称賛の声が上がった。
堂安律がフライブルク移籍後“初ゴール”
海外サッカー・ドイツ1部ブンデスリーガのフライブルクに完全移籍した日本代表MF堂安律が9日、スイス1部のザンクト・ガレンとのテストマッチに途中出場し、新天地デビュー戦で初ゴールを決めてみせた。自らゴールシーンの動画を公開。ドイツ紙から「相手を翻弄していた」と称賛の声が上がった。
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堂安がいきなり実力を見せた。60分ハーフのテストマッチ。後半から途中出場すると、2-3の85分にネットを揺らした。エリア外の右サイドでボールを受けてカットイン。左足を振り抜き、ニアサイドに豪快な一撃を突き刺した。
自らのSNSに動画を公開。文面に「僕のフライブルクでの初ゴール」と英語でつづった。わずか25分で結果を残し、ドイツ大衆紙「ビルト」は「フライブルクのベストプレーヤーは新加入のリツ・ドウアン!」と注目。「日本人選手は2時間制ゲームの後半に投入され、30分間プレー。わずか25分後には3-3となるデビュー戦ゴールを決めた」と伝えた。
さらに「ゴールを決める前も右のサイドアタッカーは躍動、相手を翻弄していた」と称賛。クリスティアン・シュトライヒ監督は「彼が非常にすばしこく、相手にとって動きの読めない選手であることが分かったと思う。チームの攻撃にオプションをもたらしてくれる」と高く評価したという。
地元紙「バーディッシェ・ツァイトゥング」も「目を引いたのは、ルーカス・ヘラーとマクシミリアン・エッゲシュタイン、そして新加入のリツ・ドウアンだった」と報道。「ドウアンは競り合いに何度か挑み、その全てで勝つことはできなかったものの、スピードとテクニックには目を見張るものがあった」と実力を称えた。
堂安は2021-22年はPSVで公式戦39試合で11得点。国内カップ戦の優勝に貢献し、今月5日にフライブルクへの完全移籍が決定したばかりだった。
(THE ANSWER編集部)