大谷翔平、10K&8勝目を生んだ“30キロ差の緩急”を元MLB選手が絶賛「爆発的すぎる」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地マーリンズ戦で8勝目を挙げた。7回2安打1失点(自責点0)、10奪三振の快投を元MLB選手も絶賛。相手を翻弄した多彩な投球の中でも「昨晩、際立っていたのはカーブだ」「爆発的すぎる」と脚光を浴びせていた。
デローザ氏が注目した大谷の投球とは
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地マーリンズ戦で8勝目を挙げた。7回2安打1失点(自責点0)、10奪三振の快投を元MLB選手も絶賛。相手を翻弄した多彩な投球の中でも「昨晩、際立っていたのはカーブだ」「爆発的すぎる」と脚光を浴びせていた。
MLB公式テレビ局「MLBネットワーク」に出演したのは、ブレーブスなどで活躍し、2009年WBCで米国代表としてプレーしたマーク・デローサ氏だった。同局公式ツイッターが公開した動画の中で6日の登板を振り返り、「投球が並外れているだけでなく、どの球種にも油断できない」と注目。先発した過去5試合でスライダーの投球頻度が増えていることなどを紹介し、「昨晩、際立っていたのはカーブだった」と語った。
デローサ氏は6回のギャレット・クーパーとの対戦に注目。100マイル(約161キロ)の直球で追い込んだ後、鋭く変化するカットボールとスライダーを2球外角に投げ込んだ。クーパーが見送ってカウントが3-2になると、大谷は81マイル(約130キロ)のカーブを内角に投げ込んで見逃し三振を奪取。直球とは実に30キロ差があり、デローサ氏は「驚異的なカーブ。全ての球種をカバーできるはずがない。爆発的すぎる」と伝えた。
試合後にはマーリンズのマッティングリー監督にも「カーブは決め球として使っていた感じだった。スライダーに粘って、速球に粘ったら、カーブが落ちてくるんだ。手に負えなかったね」と言わしめた大谷の多彩な投球。デローサ氏は「昨晩見ていましたが、彼はレジェンドです。世界最大のアスリートにもなれる可能性がある」と脱帽していた。
(THE ANSWER編集部)