「HOKKAIDO BALLPARK ART PRIZE 2023」初開催 受賞作品は日本ハム新球場エリア内に常設展示へ
来年3月開業のプロ野球・北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」の運営会社「ファイターズスポーツ&エンターテイメント」は、「スポーツ」×「アート」の融合および若手アーティストの可能性に光を当て、新たなステップを提供することを目的に、公募によるアートコンペティション「HOKKAIDO BALLPARK ART PRIZE 2023」を初開催した。
グランプリは山脇紘資さん「オオカミとエゾ」
来年3月開業のプロ野球・北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」の運営会社「ファイターズスポーツ&エンターテイメント」は、「スポーツ」×「アート」の融合および若手アーティストの可能性に光を当て、新たなステップを提供することを目的に、公募によるアートコンペティション「HOKKAIDO BALLPARK ART PRIZE 2023」を初開催した。
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今回の募集テーマは「HOKKAIDO」と「BASEBALL」。100点を超える応募の中から、グランプリ、優秀賞4点、特別賞2点を選定した。受賞作品は、来年3月に開業する北海道ボールパークFビレッジ内での常設展示を予定している。グランプリは作品「オオカミとエゾ」を描いた山脇紘資さんが受賞した。
【「オオカミとエゾ」 コンセプト】
かつてこの北海道の地にはエゾオオカミが生息していた。オオカミという存在は実に人間的であると私は考えている。特出すべき点はオオカミの目線だ。彼らは群れを形成する為、相手の視線を読み取ること、相手に視線を読み取ってもらうこと、「見る、見られる」が非常に重要になるからである。作品を鑑賞するだけではなく、その作品と見つめ合うことで、鑑賞者が新たな自己を発見できるような構造へと導きたい。
【戸塚憲太郎審査員長コメント】
「圧倒的な描写力とスケールで鑑賞者を惹きつける山脇さんの作品は、HOKKAIDOというテーマを高い独自性を持って力強く表現した点が評価され、グランプリに輝きました。ボールパークの中で不意に出会うこの眼差しを多くの方に楽しんでいただきたいです」
(THE ANSWER編集部)