大谷翔平、相手レフトが消える“超極端大谷シフト”が米話題「これは常軌を逸してる」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地マーリンズ戦で盗塁を決めたものの、3打数無安打だった。28歳の誕生日に快音は響かなかったが、昨季46本塁打を放った二刀流に対し、マーリンズは最大級の警戒。極端に敷いた“大谷シフト”が話題になっている。
マーリンズが敷いた大谷シフトに驚きの声
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地マーリンズ戦で盗塁を決めたものの、3打数無安打だった。28歳の誕生日に快音は響かなかったが、昨季46本塁打を放った二刀流に対し、マーリンズは最大級の警戒。極端に敷いた“大谷シフト”が話題になっている。
マーリンズの警戒心が表れていた。話題になったきっかけは、一人の記者が紹介した“大谷シフト”だ。
この日、大谷が打席に入った際のひと幕。マーリンズの内野は引っ張りを意識して、一二塁間に3人、三遊間に1人を配置した。しかし、外野は対照的に右翼線を大きく空け、3人をレフト方向にずらして配置。外野には逆方向に大きな打球が飛ぶ大谷ならではの対策とみられる。
米スポーツ専門局「ESPN」ラジオの元アナウンサーで、現在米フロリダ州地元紙「サンセンチネル」などに寄稿するイアン・ヘスト記者は、自身のツイッターで「オオタニに対するこのシフトは常軌を逸している」と、ネット裏後方から撮影したフィールド上の写真を掲載。それを見ると、レフトは画像に写っていない。
同記者は「内野だけではない。中堅手は左中間、右翼手は右中間に立ち、左翼手(写真には入っていない)は左翼線を守っている」と説明しており、極端なシフトに驚きを隠せない様子だ。この日は二塁後方への打球を三塁手が2度処理するなど、大谷シフトが際立つ試合でもあった。
3打数無安打に終わったものの、昨季46本塁打を放ち、今季もすでに18本塁打を放っている打者・大谷をマークし、いかに抑えるかが鍵になるのは各球団とも同じ。ファンとしてはこのシフトをお構いなしにスタンドに打ち込む豪快なアーチを1本でも多く見たいところだ。
(THE ANSWER編集部)