エンゼルス打撃コーチに直球質問「クビ恐れてる?」 屈辱20三振に米メディア容赦なし
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地アストロズ戦に「3番・DH」で先発出場。4打数1安打1打点だったが、チームは2-4でサヨナラ負け。このカード3連敗で借金7となった。打撃陣が球団ワースト&メジャータイ記録となる20三振を喫したが、米メディアはジェレミー・リード打撃コーチに“解雇”の恐怖はあるか直撃している。
アストロズ戦でチームはMLBタイの20三振
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地アストロズ戦に「3番・DH」で先発出場。4打数1安打1打点だったが、チームは2-4でサヨナラ負け。このカード3連敗で借金7となった。打撃陣が球団ワースト&メジャータイ記録となる20三振を喫したが、米メディアはジェレミー・リード打撃コーチに“解雇”の恐怖はあるか直撃している。
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エンゼルスは大谷が3回に左前適時打を放つなど序盤で2点を奪うが、アストロズ先発のバルデスに6回までに13三振を喫する展開。結局2-2の同点で迎えた9回、ペーニャにサヨナラ2ランを浴びて敗戦。この日27のアウトのうち、なんと20を三振で献上した。大谷も2三振するなど、この日出場した12人の野手全員が三振を喫してしまった。
安打を放ったウォードが背後に相手捕手マルドナドがいることに気付かず、一塁でタッチアウトとなるボーンヘッドもあったこの試合。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は、自身のツイッターでジェレミー・リード打撃コーチが取材で話した内容を伝えている。
今季最大の借金7となったチームは投打に上手くいかない悪循環にある。リードコーチは「今日は最近上手くいかない日々の1日に過ぎない。努力が不足しているわけではない。彼らは毎日頑張っている。みんなポジティブにエネルギーを持ってやっている。でも上手くいかない。1度に多くの選手が不調に陥ることは大変なことなんだ」とエンゼルスの現状を語っている。
この日喫した20三振については「三振と言っても色んな意味がある。走者有り(ダブルプレーの可能性がある中)の三振や得点圏での三振だ。それぞれ違う。三振は見ていて辛いが、1つのアウトに過ぎない。ポジティブに考えて、一息入れてまた頑張りたい」と前を向いた。
また「あなたはクビになることを恐れていますか?」と直球質問も受けた模様。「私が失職するって? クビを恐れてここにいるわけじゃない。自分の仕事を遂行するためにここに来た」と強調。気丈に対応したようだ。
(THE ANSWER編集部)