サイ・ヤング賞右腕にトイレ我慢疑惑 3アウト直後の行動に全米爆笑「Zoom会議後の私」
米大リーグで3アウトでチェンジになった瞬間、猛ダッシュでグラウンドから走り去り、ベンチ裏に消えた投手に全米が爆笑している。ファンからは「お腹があたったのかな」「お手洗い行き?」と“トイレ我慢疑惑”の声が上がったが、その行動の真意とは――。
ブルワーズのバーンズが珍行動、その行動の真意とは
米大リーグで3アウトでチェンジになった瞬間、猛ダッシュでグラウンドから走り去り、ベンチ裏に消えた投手に全米が爆笑している。ファンからは「お腹があたったのかな」「お手洗い行き?」と“トイレ我慢疑惑”の声が上がったが、その行動の真意とは――。
まさかの行動で笑いを誘ったのは、ブルワーズのコービン・バーンズ投手だ。1日(日本時間2日)のパイレーツ戦、7-0と大量リードをもらった2回2死。相手打者がやや三塁寄りのダートサークルにファウルを打ち上げた。これに投手のバーンズ自ら反応。セオリーなら捕手に任せるべきだが、自らキャッチしてみせた。さらにその直後だ。何を思ったのか、バーンズは自軍の一塁ベンチへ全力疾走。まるでトイレを我慢でもしていたかのように、ベンチ裏まで消えたのだった。
昨季のサイ・ヤング賞を受賞したエース右腕の行動に実況も思わず大爆笑。ブルワーズ球団公式ツイッターが「コービン、あなたはどこに行くの?」とユーモアたっぷりに紹介すると、笑いをこらえ切れない米ファンからも「トイレに行きたかったんだよ」「大爆笑」「Zoom会議後の私だ」「サイ・ヤング賞のトロフィーを取りに」「最高だ」「お腹があたったのかな」「お手洗い行き?」と“トイレ我慢疑惑”の声が上がった。
いったい、この行動の真意はなんだったのか。MLB公式サイトによると、試合後、本人は「投手はアスリートじゃないと思う人がたくさんいるんだ」と走ることが少ないポジションに自虐を込めながら「オマー(・ナルバエス捕手)に(アスリートであることを)見せつける必要があったんだ」と話し、ファウルボールを取り合う形となった捕手のナルバエスのために披露した動きだったことを明かした。
地区首位という状況もあり、ナルバエス自身も「たまには楽しく、ゆるくやらないといけない。それが勝てる良いチームになるためのカギだ」と理解。「お互い楽しくやって、笑い合っていこう。それは慢心ではない」と語ったという。その雰囲気の良さを象徴するように、この日は16安打19得点と打線が爆発。6回1失点と好投したバーンズは今季7勝目(4敗)を挙げている。
(THE ANSWER編集部)