田中将大、曲がりすぎの“魔球”に米解説大興奮 「スイングを止められません」
米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手が2日(日本時間3日)、敵地オリオールズ戦に先発登板。6回途中で8安打、今季自身ワーストの3被弾され4失点したが、三振は7つ奪った。味方の援護にも恵まれ、自信5連勝で7勝目(2敗)を挙げた。決して盤石の内容ではなかったが、この日3つ目の三振を奪ったシンカーに現地の解説は「まるでウィッフルボールです」と大興奮だった。
6回途中4失点で7勝目、マチャドを斬った曲がりすぎシンカーに現地興奮
米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手が2日(日本時間3日)、敵地オリオールズ戦に先発登板。6回途中で8安打、今季自身ワーストの3被弾され4失点したが、三振は7つ奪った。味方の援護にも恵まれ、自信5連勝で7勝目(2敗)を挙げた。決して盤石の内容ではなかったが、この日3つ目の三振を奪ったシンカーに現地の解説は「まるでウィッフルボールです」と大興奮だった。
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驚愕の変化量を誇る1球で、オリオールズの主軸を手玉にとった。4-2の3回だ。1死一塁で打席には3番・マチャド。カウント1-2からの5球目。田中が勝負球に投じたボールは、ストライクゾーンからマチャドの手元で急激に内角へ曲がった。
体に当たりそうなくらい、内に切れ込んできたボールだが、スイングにいったマチャドのバットは止まらない。捕手のサンチェスも捕球しそこなうほどの変化量。MLB公式によると、88.5マイル(約142キロ)のシンカーだった。
この1球に地元テレビ局「MASN」の解説者は「まるでウィッフルボールです。スイングを止めようとしましたが、ぐるっと回ってしまいました」と興奮気味。
現地中継を担当する「YES Network」の解説を務めるケン・シングルトン氏も「彼はなんとか持ちこたえようとしました。内側に変化していきました。多くの打者がスイングを止めようとしますが、できません」と変化量に舌を巻いていた。
7勝はセベリーノの8勝に次いでチーム2位。防御率4.79とやや安定感には欠けているが、持っているボールは超一級品だと改めて示した格好だ。
(THE ANSWER編集部)