大谷ばり二刀流!? 米屈指剛腕が代打安打&激走で決勝の生還「何だってできるさ」
「僕のは高校生レベルのスイングだ」と謙遜するも、打率は驚異の.310
「(シャーザーが)勢いをつけてくれた。決定的な瞬間だった」
「彼は一塁からホームへ行った。私は固唾をのんだ。しかし、彼は疾走していた。『走れるんだな』と言ったんだ。そしたら彼は『何だってできるさ』と答えたんだ」
こう話しているのはマルティネス監督だった。シャーザーは投手としては、9勝1敗、防御率1.92とエースとして君臨。一方で打者としても打率.310、出塁率.333、長打率.345を記録。自身初の盗塁も決めている。
「ホームランを打つつもりはない。僕のは高校生レベルのスイングだ。でもフェアにするには十分なんだよ」
シャーザー自身はこう振り返っている。30日(日本時間31日)のオリオールズ戦で8回2安打、12三振と圧巻の投球で、通算150勝目を手にした右腕が、この日はバットと走塁で輝きを放った。
(THE ANSWER編集部)