トラウト、頭直撃寸前の152km暴投に珍しく激怒「頭はやめろ。当てるなら肋骨に頼む」
米大リーグのエンゼルスは25日(日本時間26日)、本拠地でマリナーズに3-5で敗れた。9回の走者有りの場面で打席に入った主砲のマイク・トラウト外野手は頭部付近へのあわや死球という暴投を受け、「内角に投げられないなら投げるな」と怒りを露わにしているという。
ナイスガイで知られる主砲が「非常に怒っていた」と米記者レポート
米大リーグのエンゼルスは25日(日本時間26日)、本拠地でマリナーズに3-5で敗れた。9回の走者有りの場面で打席に入った主砲のマイク・トラウト外野手は頭部付近へのあわや死球という暴投を受け、「内角に投げられないなら投げるな」と怒りを露わにしているという。
ヒヤリとする光景だった。2点を追う9回2死一塁、一発が出れば同点という場面で打席に入ったトラウト。内角高めに外れた初球の直後だった。続く2球目の152キロの直球が頭部付近を襲った。辛うじてよけて直撃はしなかったが、捕手も捕れない暴投となり、走者は二塁へ。右手を地面に付けて倒れ込み、立ち上がったトラウトは投手を睨むような仕草も見せた。
一塁が空いたため、マリナーズは申告敬遠を選択。続く大谷翔平投手が右飛となり、ゲームセットになった。試合後、米地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番のジェフ・フレッチャー記者は、ツイッターで「マイク・トラウトは9回のヘルメット付近への投球に非常に怒っていた。『内角に投げられないなら内角に投げるな。それと当てるなら肋骨に頼む。頭はやめろ』」とナイスガイで知られる主砲が珍しく怒りを伝えた。
大谷は「3番・DH」で先発出場。3回の第2打席、飛距離141メートルの特大16号ソロを放ち、4打数1安打1打点だった。
(THE ANSWER編集部)