キャリア4番目の特大弾、打球速度は190キロ

　米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が25日（日本時間26日）、本拠地マリナーズ戦に「3番・DH」で先発出場。3回に自己キャリアで4番目となる飛距離141メートルの特大16号を放った。米記者からも驚きの声が続々と漏れている。

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　ロサンゼルスの夜空にどデカい花火を打ち上げた。0-1で迎えた3回2死、大谷はカウント3-1からマリナーズの先発右腕ギルバートが投じた甘い速球を見逃さなかった。完璧に振り抜かれ、打った瞬間、それと分かる打球。すっ飛んでいった白球は、右翼席中段に着弾した。打たれたギルバートが打球を目で追うことすらしない衝撃弾は飛距離462フィート（約140.7メートル）、打球速度117.2マイル（189.9キロ）。エンゼルスタジアムは熱狂に包まれた。

　度肝を抜く特大弾に米記者もツイッターで続々速報している。米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」などに寄稿していたブレント・マグワイア記者は「ショウヘイ・オオタニが2002年のワールドシリーズでバリー・ボンズが飛ばしたところまで打球を運んだ」と伝説の一発になぞらえた。

　米地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番のジェフ・フレッチャー記者は「オオタニにとって4番目の飛距離であり、3番目の打球速度だった。本塁打に限れば最速の打球速度」とデータを伝えており、衝撃が走っている。