大谷翔平のエンゼルス残留のため…金額だけじゃない「本当の解決策」を米メディア指摘
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は来季終了後にフリーエージェント(FA)になるため、米メディアは早くも去就について注目している。MLB史上最高年俸となることを予想する声もあるが、米名物コラムニストはエンゼルスが大谷を大型契約で繋ぎ止めるための“必須条件”を明かしている。
来季終了後FAに、エンゼルス残留の可能性は…
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は来季終了後にフリーエージェント(FA)になるため、米メディアは早くも去就について注目している。MLB史上最高年俸となることを予想する声もあるが、米名物コラムニストはエンゼルスが大谷を大型契約で繋ぎ止めるための“必須条件”を明かしている。
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米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB公式ツイッターでは、今季終了後に年俸調停、来季終了後にFAとなる大谷に関するニュース動画を公開。名物コラムニストのケン・ローゼンタール氏がエンゼルス残留の可能性について解説している。
「エンゼルスはスプリングトレーニングで非公式にオオタニと長期契約について話し合いました。オオタニと契約するには史上最高の平均年俸が必要になると彼らは理解しています。それは4430万ドル(約58億6000万)というマックス・シャーザーがメッツから手にしている年俸です」
ローゼンタール氏は、FA後の大谷の新年俸はMLB史上最高額になると指摘。その一方で、「エンゼルスは長期契約をその時点で望んでいません。なぜなら、トラウトとレンドンが長期契約を結んでいるので、オオタニと契約をしてしまえば、一定の期間、3選手に1億2000万ドル(約162億円)の年俸を支払うことになります。まず、この年俸構造こそエンゼルスの抱えるトラブルなのです」と分析している。
すでにマイク・トラウト外野手、アンソニー・レンドン内野手とメガディールを結んでいるエンゼルスは、新たに大型契約を結ぶことがすでに困難な状況とローゼンタール氏は説明し、「もう一つの問題は、オオタニが残留を望むのか、という部分です」とも指摘した。
昨季終了後に、勝利に対する思いを口にしたこともあった大谷。「本当の解決策は、エンゼルスが2014年以来のプレーオフに進出することなのです」と、名物コラムニストはエンゼルスの今季成績こそが去就を左右する大きな要素になると主張していた。
(THE ANSWER編集部)