今季初V西村優菜、強さ見せつけた大会新-17に感無量「勝てない時が長く…苦しかった」
女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディスは19日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6563ヤード、パー72)で最終日が行われ、首位タイで出た西村優菜(スターツ)が66で回り、大会新の通算17アンダーで今季初優勝を飾った。昨年9月以来9か月ぶりのツアー通算5勝目。2000年度生まれでプラチナ世代と呼ばれる学年の21歳が、熾烈な優勝争いを制した。過去の大会新は、08年三塚優子の16アンダー(茨城・美浦GC)。12アンダーの大会コース記録も上回った。初日からボギーなしの優勝はツアー史上12人目だった。
ニチレイレディス最終日
女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディスは19日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6563ヤード、パー72)で最終日が行われ、首位タイで出た西村優菜(スターツ)が66で回り、大会新の通算17アンダーで今季初優勝を飾った。昨年9月以来9か月ぶりのツアー通算5勝目。2000年度生まれでプラチナ世代と呼ばれる学年の21歳が、熾烈な優勝争いを制した。過去の大会新は、08年三塚優子の16アンダー(茨城・美浦GC)。12アンダーの大会コース記録も上回った。初日からボギーなしの優勝はツアー史上12人目だった。
西村は首位で並んだ森田遥と新人・佐藤心結との最終組でスタート。1番でバーディー発進すると、4番でも1つ伸ばした。しかし、前半だけで4つ伸ばした森田が首位で折り返し。西村は10番のバーディーでくらいついた。15番でバーディーを奪い、ボギーの森田を逆転。17、18番でもバーディーを奪うなど、突き放して勝敗が決した。今季はトップ10が5度ありながら優勝には届いていなかった。
優勝スピーチでは大会スポンサー、コース関係者、ボランティアに感謝し、「ギャラリーの皆様、暑い中本当にたくさんのご声援をありがとうございました」と感無量。「今年はなかなか勝てない時期が長くて苦しかった時もあったけど、今日のこの優勝があるので良い時間だったと思いたい。優勝争いができない時も変わらずに温かく応援してくださったファンの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。今シーズンの目標は複数回優勝。まだまだ熱い声援をよろしくお願いします」と笑顔を振りまいた。
森田は3打差の2位。稲見萌寧、山下美夢有が5打差の3位だった。佐藤は11アンダーの5位。申ジエ、有村智恵が10アンダーの6位、金澤志奈、ささきしょうこ、阿部未悠が9アンダーの8位で続いた。
(THE ANSWER編集部)