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大谷翔平、123球目のノーノー阻止にドジャース監督はため息「死神の評価を受けると…」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地ドジャース戦に「3番・DH」で先発出場。相手先発タイラー・アンダーソン投手に9回1死までノーヒットノーランを継続されていたが、第4打席で右翼線三塁打を放ち、大記録を阻止した。アンダーソンは123球の力投も快挙ならず。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「達成してほしかった」と続投に込めた思いを明かしている。

第4打席で右翼線三塁打を放つエンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】
第4打席で右翼線三塁打を放つエンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷は9回に三塁打を放ちノーヒットノーランを阻止

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地ドジャース戦に「3番・DH」で先発出場。相手先発タイラー・アンダーソン投手に9回1死までノーヒットノーランを継続されていたが、第4打席で右翼線三塁打を放ち、大記録を阻止した。アンダーソンは123球の力投も快挙ならず。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「達成してほしかった」と続投に込めた思いを明かしている。


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 大記録まであと2人から阻止された。アンダーソンはエンゼルス打線を8回まで四死球2つとエラー1つに抑え込む。最終回は先頭のトラウトを三振に仕留めた後、大谷と対戦した。初球、高めの投球を引っ張られ、右翼手ムーキー・ベッツが飛び込むも及ばず。三塁打となり、ドジャースタジアムは落胆に包まれた。

 この日の123球目を打たれたアンダーソン。通常ならリリーフ陣に後を託してもいい球数だったが、大記録がかかっていたこともあり9回も続投。“賭け”は実らず、大谷に打たれた直後に降板となった。

 米カリフォルニア州地元局「スポーツネットLA」公式ツイッターは、ロバーツ監督のコメントを動画で紹介。8回を投げ終えてから続投を決断したと明かし「自分が『死神』の評価を受けていることは知っているよ(笑)。でも私もスポーツファンのひとり。私もタイラーとチームメイトたちと同じくらい彼にノーヒッターを達成してほしかった」とため息交じりに会見で語っている。

 試合はエンゼルスが1点を返すも、1-4で敗戦。大谷はこの試合4打数1安打1得点2三振。明日16日(同17日)の敵地マリナーズ戦では、投手として先発予定となっている。

(THE ANSWER編集部)


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