折れたバット顔面直撃 異例の球審交代で米続報「搬送されるも、深刻な怪我は免れる」
米大リーグで14日(日本時間15日)に行われたドジャース―エンゼルス戦の9回、エンゼルスのマイク・トラウト外野手の折れたバットが球審の顔面に直撃する事態が起きた。球審は顔から出血があり、交代を余儀なくされたが、「深刻な怪我」を免れたという。米記者が続報を伝えている。
米大リーグで14日(日本時間15日)に行われたドジャース―エンゼルス戦の9回、エンゼルスのマイク・トラウト外野手の折れたバットが球審の顔面に直撃する事態が起きた。球審は顔から出血があり、交代を余儀なくされたが、「深刻な怪我」を免れたという。米記者が続報を伝えている。
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幸いにも重傷には至らなかったようだ。アクシデントが起きたのは0-2とエンゼルスが2点を追う9回1死だった。トラウトは剛速球に詰まりながらも、センター前に落ちる安打を放った。根元から折れたバットは、回転しながらトムリンソン球審のマスクに直撃した。
バットの先端がマスクの隙間をすり抜けており、運悪く顔面に直接当たってしまった。その場に倒れ込んだトムリンソン球審は出血した模様で、ドジャースのトレーナーの処置を受けた後に退場。異例の球審交代となった。
米紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者は、一夜明けた15日(同16日)に自身のツイッターでトムリンソン球審の容態について続報。「ネイト・トムリンソン球審は火曜日の夜、マイク・トラウトの折れたバットの一部がマスクの間をすり抜けて直撃し、目の上と鼻を切った後、緊急治療室に搬送された。彼のクルーによると、深刻な怪我は免れたという」とツイートした。
トムリンソン球審は15日(同16日)の同カードも審判員の一員として出場する予定だったが、南カリフォルニア・ニュース・グループのJ.P.ホーンストラ記者が自身のツイッターで伝えたとことによると、試合には欠場。アレックス・マッケイ氏が代役を務めるという。
14日の試合後には、ドジャースのロバーツ監督も「彼の鼻に当たったと聞いた。(より悪い事態もありえたため)おそらく最善のシナリオだと思う。とても恐ろしい瞬間だったよ」と証言するなど、前代未聞のアクシデントは米国でも驚きを持って続々と報じられていた。
(THE ANSWER編集部)